すっかり秋の気配に色づいた毎日になりました。テレビではカレーのCMから、シチューのCMに移行し、ショッピングに行けばハロウィン一色、新聞を見れば来年のおせち料理の話題…。
私も、夏場は億劫だったアイロンがけを、むしろ寒いからやろうと思うようになり、水仕事の後に早くも手がガサガサになることで、季節の移り変わりを感じております(ちょっとつまらない)。
さて前回の予告通り、今日から少しずつ乳幼児をメインにしたお話をしていきたいなと思います。
あかちゃんが生まれるまでのお話が前回までだったのですが、生まれる前と後では世界は180度変わります。とにもかくにも、あかちゃん次第。頭では分かっていたことかもしれないけれど、何もかもが思い通りにいかない日々が続きます。
そんな慌ただしい毎日の中でもがんばれちゃうのは、やっぱりあかちゃんの力。小さいけれど生命力のかたまりのようで、得も言われぬパワーを秘めています。
そして、生まれてから半年くらい、おっぱいやミルクで過ごして、あっという間に始まる離乳食。
おっぱいや哺乳瓶をくわえるあかちゃんもとってもかわいいのですが、初めてスプーンで食べ物を食べたときのかわいさったらありません。私が個人的に好きなのか、誰でも思うことなのか、ちょっと分からないのですが^^;
離乳食が始まったころからずーっと毎日思っているのが、子供の「食べる姿」ってとてもかわいくて、感動するんです。さきほども言った「生命力」を感じるからです。生きるためにわたし食べてます!そう考えて食べているわけではなく(当たり前)、本能で食べているから、見ていてなんだか感動するのです。
ちょっと話がずれてしまいましたが、離乳食をはじめるにあたり、いろいろと不安や疑問があるママも多いかと思います。
管理栄養士の視点から、まず基本のキで、衛生状態に関することをお伝えしたいと思います。
乳幼児は、細菌に対する抵抗力が非常に弱いです。
先日、お惣菜の食中毒で3歳の女の子が亡くなってしまったニュースは記憶に新しいと思います。同じものを食べても大人では軽症で済んで、乳幼児では重症化してしまうということがここからもご理解いただけると思います。
・体の諸機能が未発達
・免疫機能が不十分
・消化酵素が不十分
・腸内細菌が未発達
乳幼児に限らず「食中毒予防の3原則」というものがありますが、こと、離乳食をはじめるにあたりこの中でとても大事なのが「加熱」です。
本やインターネットが普及し、気になることは何でも調べられる時代です。そんなこと知ってるわと思われる方も多いかと思いますが、大切なことは端折らず、少しずつ発信していきたいです。
少し長くなってしまいました。最後まで読んでくださってありがとうございました。
季節の変わり目、体調管理には十分お気を付け下さい!
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