2018年10月26日金曜日

やっぱりかぼちゃ。

ハロウィーンも来週かあ…と思っていると、もうすでに縮小されはじめてクリスマスにじわじわ攻められているハロウィーン売り場…。ハロウィーンに何するわけでもないのですが、なんだか切ない気持ちもわいてくる、そんな10月の終わりです。

先日のおしゃべりサロンのおやつでは、季節柄かぼちゃを取り入れてみました。



甘酒の蒸しケーキを作ることが多かったのですが、今回はかぼちゃと豆乳の蒸しケーキにしてみました。

生地には薄力粉の他、強力粉も少し加えました。薄力粉と強力粉の大きな違いというのはたんぱく質の含有量で、強力粉のほうがたんぱく質含有量が多く、粘りが強くなります。薄力粉のほわっとした食感だけではなく、もちっとした感じも加わり、食べ応えもアップします。甘さも控えめにしたので、朝ごはんなどにもいいかなと思います。

材料(4個分)
・かぼちゃ・・・70g
・砂糖・・・35g
・卵+豆乳・・・80ml
 (今回は卵1/2個使用)
・薄力粉・・・65g
・強力粉・・・15g
・ベーキングパウダー・・・3g
・植物油・・・大さじ1

薄力粉・強力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。
かぼちゃはワタや種、皮をとりのぞき適当な大きさにカットしレンジで加熱。
フォークでつぶしておきます。
ボウルにつぶしたかぼちゃと砂糖を入れてよく混ぜ合わせ、卵+豆乳液、油、ふるった粉類の順番で混ぜていきます。粉を入れてからはゴムベラでさっくりと。

紙カップなどをしいた型に流し込み、12~14分ほど蒸します。

今回はかぼちゃをレンジで加熱する際に、小さめにかっとした皮付きのかぼちゃも作って飾りようにしました。飾り用のかぼちゃを加える場合、型に流し込んでから埋め込むようにします。

水分量はかぼちゃによっても変わってきます。生地の固さはちょっとゆるめのマヨネーズくらい。豆乳ではなく水でも大丈夫なので、固さは調節してみてくださいね。

かぼちゃは見た目の色もきれいですが、中身の栄養素もとっても優秀選手です。ぜひ作ってみてください♪

2018年10月12日金曜日

大人の秋サラダ。

最近は離乳食やこども向けのお話が多かったのですが、今日は大人向けの旬の食材を使ったサラダを一品ご紹介。

春菊。これぞ大人の野菜…。

子供のころ、ほうれん草の胡麻和えだと思って食べたら春菊で、母親に盾突いた記憶がいつもよみがえります。

春菊といえば、すき焼きにもか欠かせない、なべ物の季節のお野菜という印象ではないでしょうか。これから最盛期を迎える冬においしい鍋野菜の代表ですが、今日はそんな春菊を生でおいしく食べられるサラダにしてみました。


材料
・春菊・・・1わ
・まいたけ・・・1株
・ベーコン・・・2枚
・オリーブオイル・・・大さじ1
・にんにく 少々
・粒マスタード・・・小さじ1
・ポン酢・・・大さじ2くらい

こしょう、あればくるみ

春菊はよく洗い葉っぱの部分を手でちぎり、茎の部分は斜めの細切りにします。
まいたけは小房にわけてアルミホイルに乗せ、オーブントースターで7~8分焼きます。
ベーコンを細切りにして、オリーブオイルとにんにく(みじんぎりでも、チューブの卸にんにくでも)と炒めます。こんがりと炒めたら火をとめて、ポン酢とオリーブオイルも加えてドレッシングを作ります。
春菊とまいたけを皿に盛り、ベーコンのドレッシングをかけて、好みでこしょうをふっり、あればくだいたくるみを乗せます。

ゆでたものよりもさっぱりとして、意外にも食べやすいと思います。

春菊のカロテン含有量はほうれんそう以上。抵抗力をつけて風邪予防にも一役かってくれます。あの独特の香りは胃もたれ解消、消化促進の効果もあるといわれています。

旬のお野菜はそのとき体に必要な栄養素がいっぱいです。ぜひいろいろな食べ方を楽しんでください!

2018年10月5日金曜日

噛んで健康。

秋の気配も深まり始めました。10月ともなると、やれおせち予約の早割だ、年賀状印刷はいついつまでだと何パーセントOFFだとそんな情報が流れ出し、そんなに急かさないで!と言いたくなってしまうのは私だけでしょうか…。

秋といえば、「食欲の秋」。過ごしやすい季節は、いろいろな食べ物がおいしく感じると思います。おいしい食事は、できればじっくり味わって食べたいものですが、忙しい現代社会ではなかなか難しいことなのかもしれません。よく噛んで食べることが良いことだとわかっていても、そうはいっていられないというのが現実だったり…。

しかし、小さなころからの習慣づけはとても大切です。離乳食も、8ヶ月くらいまでは舌でつぶせるような固さですが、だんだんと歯ぐきが締まってきて、奥歯が生えていなくても歯ぐきで咀嚼ができるようになります。1歳過ぎからの完了期に入ってからは、意識的に「噛んで」食べる食事を増やしていきたい時期です。

きちんと噛む習慣を身につけられないと、口の周囲の筋力が低下したり、歯並びが悪くなってしまって、幼児期にしっかり噛んだり飲み込んだりがしにくくなってしまうこともあります。

しっかり噛むことの効用として
・肥満予防
・消化を助ける
・歯の病気予防
・脳の機能の活性化
などがあります。これらは当たり前ですが、子供にも大人にも言えることです。

大人なら、物理的によく噛まないといけないような食材を選んだり調理するのもいいと思います。子供には、「よく噛みなさい」と言うばかりでは、噛むことに意義があるようで食事そのものに対するおいしさや楽しみが後回しになっている気がします。「よくモグモグするとおいしいよ」とか「この料理はこんな味がするね」とか、食事を味わうことを教えてあげると、結果ゆっくりとよく噛んで食べることにつながります。

まだわからないかなと思っても、赤ちゃんの頃から食事の際の声掛けをたくさんしてあげてください。大人も子供も、しっかり噛んで健康に!心もからだもすこやかに。