2015年12月31日木曜日

2015年ラストです。

こんにちは。

2016年まであと少しです。

みなさまはどんな大晦日をお過ごしですか。
そして今年1年はどんな年だったでしょうか。
それぞれに思いを馳せる1日になっていると思います。

たくさんあった楽しいことや、ときどきあった大変なこと、つらかったこと、どんなことも必ず未来への通り道として意味のあることだと信じて私は日々暮らしています。

来年も、少しでも多くの方に健康で元気でいることの喜びを、食を通じてお話させていただけたらありがたいと思っております。

食に関するニュースや流行は突然やってきて、ブームとなるとたちまち誰もがそれを食べるというはたから見るとなんとなく滑稽な気もするそんな世の中ですが、新しい情報も時には大切だと思います。

簡単にまわりに流されるのではなく、裏付けや根拠をしっかり見極めて自分の体の一部にしていけるような、そんなお手伝いができれば幸いです。

どうか、来年もみなさまにとって幸多き1年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

本年もありがとうございました。

来年も、どうぞよろしくお願いいたします!

2015年12月27日日曜日

みうらだいこん。

こんにちは。

ワクワクしていたクリスマスも終わってしまい、今年も残すところあとわずかとなりました。テレビを見ていると、あと何日で今年も終わりですねとか、あと何時間ですねとかそんな話ばかりになってきます。

おせち料理を作るのは楽しくても、買い物に行くのが…(笑)。

どこへ行っても若干もみくちゃになりながら、なんだか早く早くと焦ってしまうあの雰囲気になかなか飛び込めず、えいやっと気合いを入れて買い物に行く年の瀬がやってきました。

重いものを買うのも考えてしまうそんな今日この頃、うれしいおすそわけをいただきました!!


This is 三浦大根!

大きさの比較にみかんを置いたのですがわかりづらい…。

軒下においてある大根を、軽い気持ちで5歳の娘に「取ってきて~」というと、運んできてくれたはいいのですが、いざ自分に渡されたときにあまりの重さに最近傷めていた肩がグギッとなり、その重さにびっくりです。

葉っぱと根っこをわけてとりました。根より背が高く青々とした立派な葉っぱ。大根の葉というのは数ある緑黄色野菜の中でも実はかなりの優秀選手。そんなに主張しないくせに栄養豊富なんて、ニクいやつ。

茹でてきざむとうんとかさが減ってしまいます。冷凍しておけば、お味噌汁にちょっと入れたり納豆にまぜたり、いろいろ使えてとっても便利。


28日で仕事納めのかたも多いと思います。

やっぱり言っちゃいますけれど、残りすくない2015年、元気で過ごしましょう♪

2015年12月21日月曜日

師走あるある。

普段、いかに掃除が適当か。それを声を大にしてお伝えすることになるのですが、年末だしちょっといつもは目をつぶっていたことに手を出すと、余計な仕事が増えるような気がするのは気のせいでしょうか…。

床をぴかぴかに磨いたら滑ってケガするとか、コンロの大掃除した翌日に鍋吹きこぼすとか…そんなことってありませんか?私だけでしょうか…。

どこに行っても混んでいる、そんな時期になってきましたね。

これでクリスマスが終わってしまうといよいよなんだかな気分。ご近所のイルミネーションが消えてしまうのに物悲しさを感じつつ、お正月へとまっしぐら。

明日22日は冬至ですね。

「ん」のつくものを食べると「運」がつくなんて言って、かぼちゃ(なんきん)がスーパーに並び、ゆずが並び、これまた季節感を感じていいものだなあと私は思います。テレビで、お猿さんやカピバラがゆず湯に入っているのも見たりして。カピバラはゆず湯をどう思っているのか…。


さて、ゆずの皮には果肉より多くの抗酸化作用があるそうです(野菜の辞典より)。抗酸化作用というのは「活性酸素」を抑える働きです。

活性酸素って何かというと、よく言われるのは老化や生活習慣病の原因とも言われる強い酸化力をもつものです。ストレスや大気汚染、食品添加物や紫外線などで増えるようで、体内に入り込んだ細菌などを排出する良い働きもあるのですが、過剰に発生してしまうと悪さをするようです。

もともと抗酸化作用は人間の体内にもあるのですが、年齢とともに減ってくるそうで、カロテン、ビタミンC,Eなどを積極的にとると良いとのことです。

こういう働きをちょっと知っていると、なんだか食べながら元気になる気がしませんか^^

そういう気持ちも、食事をするうえで大切なのではないかと思います。

ゆず湯に入ると風邪をひかない、など諸説ありますが、ゆずの香りをかいで、年末気分に浸って一年を思い返すのもいいものではないでしょうか。

今年も残すところあとわずか、人ごみに出る機会も多くなりますので、手洗いうがいでしっかり体調管理をして、元気に過ごしましょう♪

2015年12月17日木曜日

なっとうを、ドーナツに。

12月も折り返し地点を過ぎましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

とにもかくにも、健康で過ごしていられれば何でもやろうという気になります。健康第一とはよく言ったもので。


年末年始を元気に過ごすためにも(いや、365日元気でいたいのは当然ではありますが…)、無理なダイエットをしたり、予定を詰め込み過ぎて不摂生してしまったりと体に負担をかけることはなるべく避けてほしいなと思います。赤ちゃんのお世話を始めたばかりのお母さんも、年末年始だからといってやらなければいけないことはありません。赤ちゃんと自分の体を大切に過ごして行ってほしいと思います。

突然ですが、健康のため、と納豆を食べる人は多いと思います。

納豆は、あまり悪者になっているのを聞いたことがありません。

おいしくて、体に必要な栄養素をくれる食べ物だと私は思います。しかし、納豆をおいしいと思うかどうかは人それぞれ^^;

極端に好き嫌いが分かれる食べ物だと思います。

先日、テレビ番組で目にした納豆専門店に行く機会がありました。

あまり広くないお店は、販売スペースの隣にレストランも併設されていて、14時過ぎという中途半端な時間にも関わらずほぼ満席。

そして、店に一歩踏み入れた途端、納豆の香り!!

これは、納豆好きにはたまりませんが、そうでない方はお店に入ることもできないと思います。そもそも入らないので問題ないと思いますが(笑)。


豆の産地や大小の種類、たれの種類もたくさんあって納豆好きにはワクワクしちゃいます。そんな中、テレビで見たときには全く気付かなかった「なっとうドーナツ」なるものを見つけました。

レジの前のショーケースに、かわいらしく並んだ納豆ドーナツ。バナナやきなこやコーヒーなどさまざまな味があり、もちろん買わずには居られません!

見た目は普通の焼きドーナツ。納豆の粒は見えないのですが、口に入れるとふんわりと広がる納豆の香り。ほのかに感じる粘り。なかなか食べられないものを食べたなーと。そして、こんなものを自分で作る人がいる?と興味本位でスマホでレシピを探すと、あまり出てきませんでした…。

おいしいものを食べると、たいていは自分で作れるかな、作ってみたいという気になるのですが、納豆ドーナツに限っては、作ろうとは思いませんでした…みんなそうなのかな。おそらく、納豆はドーナツにするよりそのまま食べたほうがおいしいというのがほぼ満場一致の意見なのではないかと(笑)。納豆は納豆。ドーナツはドーナツ。

けれどまた近くに行ったら違う味のなっとうドーナツを買おうと思っている私であります。

年末年始はおでかけの機会も多いかと思います。

その土地や地域のおいしいものをいただくのも普段できない楽しみですよね。

そんなときに元気でおいしい食事をするためにも、いまから食生活を整えて万全の態勢で最高の年末年始を迎えましょう♪♪

2015年12月10日木曜日

野菜もりもり。

師走ですねえ。

どこでもかしこでも、顔を合わせれば「もう今年も終わりだねえ」という会話が聞こえてきます。

12月も3分の1終わりました。やっぱり、はい、早いですねえ…。

忙しい時期は体調を崩しがち。

一番大切なのは生活のリズムです。いわゆる「規則正しい生活」という。

睡眠時間をしっかり確保して、栄養もしっかりとって、なるべくストレスの少ない生活。誰もがそんなことができれば病気なんてものはずいぶん減るのでしょうが、なかなかそうはいきませんよね。

せめて、寝る時間だけでも。
せめて、食事だけでも。

できることからやっていきましょう。

食事には主食(ごはん、パン、麺)、主菜(お肉、魚、卵、大豆製品等)、副菜(野菜、海藻、きのこ等)の3つが必要不可欠。

主食は手軽に摂れますが、あとのふたつは主食に比べると面倒だなと思うかたもいるかもしれません。

そこで、主菜と副菜がいっぺんに、しかも野菜たっぷり脂肪分も少なくボリュームのある一品をご紹介。


センスない盛り付けなのは、目をつぶっていただいて。

先日、温野菜を教えていただく機会があり、早速我が家の冷蔵庫にあったものと、庭から収穫したブロッコリーを使って、温野菜(大根は生のスティックですが)の豆腐ディップを作りました。

野菜はチンでも蒸してもフライパンで蒸し煮でも。

木綿豆腐をキッチンペーパーでぎゅっとくるみ、ざるにのせ、適当な重しをして冷蔵庫で30分くらい水切りします。

豆腐とマヨネーズに塩コショウしたものをベースに何種類かディップを作ります。

ベース+粉チーズ+卸しニンニク少々+レモン
→シーザー風ディップ

ベース+ツナ缶(油は切る)

ベース+ツナ缶+カレー粉

ベース+ツナ缶+粒マスタード+ネギorたまねぎ
などなど、バリエーションは無限大。

この料理の良いところは、離乳食からの展開ができること。

蒸したり茹でた野菜は離乳食でよく使いますよね。大人の分は先にとって、あかちゃんのぶんはやわらかくなるまで煮て、その時期にあった形にして小分けに冷凍もできます。

大人用、子供用とたくさんの種類のおかずを作らなくてもソースの種類で大人はこしょうや辛子をきかせたものも食べられるし、ご家族の好みの味に変えられます。

豆腐がベースになっているのでマヨネーズの量も少なく、ツナなどを加えるとボリュームや味わいもでるうえ、しっかりたんぱく質の補給にもなります。

ディップは、ミキサーなどでなめらかにしても良いですし、ただぐるぐるとかき混ぜるだけでももちろん大丈夫です。

手軽に、おいしく野菜をたっぷりとれるので、ぜひお試しください!

他に、かぼちゃやさといもなどのお芋類、かぶやカリフラワーなど今が旬のお野菜もおすすめ。

お子様も、野菜をディップにつけながら食べるといつもと違った感覚で楽しみながら野菜をたくさん食べることができると思います^^

2015年12月7日月曜日

体脂肪計。

体脂肪計。近頃は、体重計についていないほうが珍しいくらい標準装備となっているのではないでしょうか。

我が家にも体脂肪計のついた体重計はあれど、もっぱら「体重計」としての役目しか果たしておりません。日々の体を管理するのに体脂肪は大切かもしれませんが、我が家にあるものは両手を握ってぴーんと前に伸ばして、しばし待っていないと体脂肪は測れません。

最近は、違うんでしょうね…。


先日、「魚の体脂肪計」が話題だというニュースをみました。

魚の体脂肪計…。

確かに魚の美味しさを表現するのに「脂がのってるね!」なんて言いますよね。

切り身になっていれば見た目でもわかりますが、一匹の魚をみて脂がのっているかどうかは、さすがに判断が難しいです。

そこで、魚に微弱な電流を流し(魚の身を傷めることはないそうです)、わずか3秒で魚の「体脂肪」が測れる機械があるとのことで、何百台も売れているそうです。

えっ、魚の体脂肪ってどれくらいなの?

と一瞬思うのですが、食品成分表をみますとちゃんと書いてあります。

マアジ、脂質3.5g。ブリ17.6g。まさば、12.1g。

食品成分表は、100g当たりの数値が載っているので、要するに100g中の脂質の量が脂肪、体脂肪ということになると思います。

もちろん、全てにおいて個体差があるので、こういう機械があるのだと思います。脂の乗り具合でブランド化することに期待、などと書いてありました。魚を売る側のかたたちはこうした機械を使って差別化を明確にして売りたいのだと思います。

助産師のブログにも書いてあったのですが、今の世の中何でも分かり過ぎやしませんか^^;。それを知りたい人はたくさんいるし、知ってはいけないということはないです。でも、なんでしょう。魚を買ってきて「このブリは体脂肪18パーセントだから脂がのってて美味しいよ!」っていう会話が、果たして食卓を楽しく彩るのでしょうか…(笑)。

美味しい裏付け、事実がほしいっていう気持ちもわかります!でもちょっとさびしさも感じます。私は個人的には自分の目で選んで料理して、脂がのってておいしいねとか、このサバは脂がないから揚げようかとか、そういうプロセスも楽しみたい!理想論でしかないのかもしれないですが。例えば脂肪が15%のものと20%の同じ魚が売っていて20%のほうが高いとかそんなことあるのかなとか、いろいろ考えました…。

魚の脂が苦手という人もいるので、そういう人はあえて脂の少ないものを選ぶかもしれませんね。

いろいろな人がいて、いろいろな考えがあるのでどれがいいとか悪いとかではないのです。こんなものが開発されて使われているということが、すごいことだと思います。こういう、機械の進化にはびっくりすることだらけです。

果物の甘さも、商品の横に書いてあったりしますね。選ぶ手段が増えれば増えるほど、こちらは買い物に時間がかかっちゃったりしますね^^