2017年12月31日日曜日

おおみそか。

こんにちは。

今日は12月31日、大晦日です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。めったにない家族との連休を満喫している人もいると思いますが、一歩外へ出れば働いている人もたくさんいらっしゃいます。いつも思っていることではありますが、いろいろな人がそれぞれの場所でそれぞれの仕事をして世の中が成り立っているのだなとこの時期とくに思います。

おせち料理を作りながら、一年を振り返るのが自分の大晦日の仕事です。いつもより少し手間をかけて、ていねいに料理をすることで、一年の感謝と来年への展望を描いてみたり。

フライパンの中身を撮ってみました。

うちでは年に一度だけ、お花になれる通称「おしゃれんこん」。明日はぎんなんや松葉とともにきれいにお重に盛り付けましょう。

さて、ちょっと、食事と共に今年を振り返ってみてください。体調を崩して食事ができない日があったかもしれません。お誕生日や季節の節句など、おいしいものもたくさん食べたかもしれません。

食事というのはいつも、行事の節々で人の記憶に残るものだと思います。特別な食事はもちろん、日々の食事、普段食べなれた懐かしい味、そういったものも、自分の体を作るのに大きな役割を果たしています。一緒に食べる人や、食べた場所によっても味は変わります。いつでもおいしい食事ができるように、体調を整えて過ごしていかれたらいいなと思います。

みなさまの健康を心からお祈り申し上げます。

今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


2017年12月22日金曜日

ゆずとかぼちゃ。

今日12月22日は冬至です。一年で最も、昼間の時間が短い一日。明るいうちにできることをいっぱいやっておこう!と思います。お仕事をされている方は、暗いうちに家を出て、暗くなってから家路に着く…そんな日々の繰り返しに季節を感じているかと思います。

寒さで縮こまった体を今日はゆず湯でほっこり癒して、ほぐして、一週間の疲れも同時に取って残り少ない2017年を元気に駆け抜けていただきたいです。

さて、夕飯は…どうしましょう。かぼちゃを食べましょうか。かぼちゃの栄養については何度かお話をしたことがあるのですが、カロテンが多く、肌や粘膜を丈夫にし、免疫力を高めてくれます。また、ビタミンEも含まれているので、血行促進をして体の冷えを緩和してくれる効果も。まさに今の時期にピッタリな優秀なお野菜。

そんなわけで、前回からの続きのようになりますが、かぼちゃを食べるなら温かい料理がおすすめ。煮物はもちろん、スープやグラタン、あと、「ほうとう」なんかもいいですね。

それから、国内生産されるかんきつ類は40種類ほどあるそうですが、そのうち8割を占めるのがすだち、かぼす、ゆずだそうです。酸っぱい食べ物におなじみの、ビタミンC,クエン酸が豊富で疲労回復や美肌効果も。果皮には果肉と比べて多くの抗酸化作用があるのですが、すだち、かぼす、ゆずの中で皮を利用するのは通常ゆずだけです。

ゆず独特の香りは生の果皮だと格別ですよね。すりおろしたり、せん切りにして利用したりとぜひ積極的に取り入れましょう!

今日は温かいかぼちゃ料理と、ゆず湯で日々の疲れをいったんリセット。また明日からがんばろう!と思える一日になりますように。

2017年12月7日木曜日

寒さに負けない!

ぐっと寒さが増してきましたね、みなさま風邪などひいていませんか。寒さと乾燥で、これからインフルエンザなどが流行する時期です。どうか忙しい年末、体調を崩されませんように気を付けてお過ごしください。

寒くなると「温活」の話をしています。女性にとって冷えは大敵。女子高生のナマ足を見ると、老婆心ながらタイツをはかせたくなってしまう今日この頃です。

先日、テレビ番組で真冬でもかき氷!というお店の紹介を見ました。かき氷、夏にはあんなに美味しかったのに、今見るともう、見ているだけなのに寒くなります。そのかき氷は確か、イチジクのシロップがかかっていたと思いますが、なんと、中に「生姜のスライス」がたくさん入っていました。かなりのパンチ力です。それを食べたレポーターの若いお姉さんが「かき氷は冷たいんですが、生姜を食べると体がポカポカしますー」と言っていたのを全力で否定したテレビの前の私でした。

実際食べていないので、もしかしたら本当にポカポカするの…かもしれませんが、やっぱり物理的に冷たいものは体を冷やします。かき氷に生姜を入れるなんて難儀なことはせず、普通の甘いかき氷を食べて、温かい飲み物を一緒に飲むとか、そんなふうにしたらいいのに…と。個人的には思います。

温かいものを体に入れると体が温まるというのは当然のことで、それがこの時期は大切です。冷え込む朝食には、温かい汁ものがいいですね。洋風ならポタージュ、和風なら片栗粉などでとろみをつけると、より保温力が増しておすすめです。

また、熱はおもに筋肉で作られるため、筋力の低下も冷えを招きます。食事でいうと、たんぱく質が大切です。たんぱく質をしっかりとって、筋肉量が減らないように気を付けましょう。

寒くて縮こまりがちな季節ではありますが、忙しさもこの際味方につけて、体をよく動かし、しっかりと食事をとって、元気に師走を走り抜けましょう!