2018年12月31日月曜日

平成最後の大みそか。

いよいよ2018年も最後の一日となりました。何にでも「平成最後」がつくことにも慣れてきたようなそんな気がします。

数年前から元旦から開いているお店がとても多いですが、それがまた近頃見直されているようですね。お店が開いているということは当たり前ですが働いていらっしゃる方がいるということで、今は休日にする動きが活発だそうです。個人的には、お正月というのはどこもお休みでしーんと静かなほうが「らしさ」があって好きです。みなさんはいかがですか?

今年も「食」から健康になるためのお話をこちらでさせていただきました。人間のからだは食べるものでできています。たくさん食べて、たくさん動くというのが健康の基本だと思います。何をどのくらい食べるということも大切ではありますが、おいしく食べて元気に動けるということができれば人は健康に生活できるのだと思います。

どうか、来年もみなさまにとって健康で、笑顔のあふれる年になりますように。

本年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

楽しいお正月をお過ごしください♪♪
(いっぱい食べたら、いっぱい動いて消費しましょう笑)

2018年12月14日金曜日

大根おろしに医者いらず。

昔からあることわざというか格言というか、こんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。柿が赤くなると医者が青くなる…。ここでいう柿とは、りんごやトマトの場合もあるのですが、タイトルの大根おろしにせよ、食べ物には体を元気にする要素が存分に含まれているということの表れだと思います。

寒さが増してきて、今、大根がとってもおいしい時期になりました。特にこの三浦半島では、家庭の大根保有率が相当高いのではないかと勝手に想像しています。大根(根の部分)は95%以上が水分で、ビタミンCや消化酵素を多く含みます。この消化酵素(ジアスターゼ)が医者いらずに一役かってくれているのです。

この消化酵素の恩恵を余すことなく受けるのであれば、間違いなく「生の大根おろし」として食べるのが最も効果的。また私の個人的し好の話で申し訳ありませんが、私は大根おろしが大好物です。特に、脂の多い肉や魚と合わせるのが好きで、こってりとさっぱりの味わいでいつまでも食べていられそうな気がします。そして、消化酵素の働きで胃腸の働きを助け、消化不良の解消、また胃酸のコントロールをして胃もたれ・胸やけ防止にも役立ってくれる心強さもあり、このことが「油+大根おろし」の組み合わせ好きに拍車をかけているのだと思います。いくら食べてもなんとなく安心…。

しかし、大根おろしというのは時としてとても辛いことがあります。もちろん、この辛さには好みがあるので、ある程度の辛さは大根おろしのだいご味のようなもの。ただどうしても辛くて食べられないというときは、おろしてすぐより消化酵素の恩恵は何割か減ってしまいますが、私は少し時間をおいてから食べています。

辛みの成分は揮発していくので、おろしてすぐよりもしばらくおいてからのほうが辛みが減ります。インターネットで検索すると、びっくりするくらいいろいろな「辛みぬき」の方法が出てきました。レンジでチンするほか、混ぜ物として卵黄、酢、砂糖、うまみ調味料、マヨネーズなどなど…。試していないので何とも言えませんが(-_-;)

また、「おろし煮(みぞれ煮)」という料理もおすすめです。鶏のモモ肉を焼いて、だし汁少々と大根おろしを汁ごとたっぷり。みりん、しょうゆ(お酢を少し入れるのもおすすめ)で味付けをして煮ます。お肉が柔らかくなるし、大根おろしとお肉から出たうまみが絡み合ってとてもおいしいですよ。豚肉でも、魚でも合います。

旬の大根をいろいろな料理法で味わって、風邪などよせつけない元気な体づくりをしてほしいと思います。

2018年12月5日水曜日

旬のケール。

ついに一年最後の月、12月がやってまいりました。12月に入ったと思ったら異様な温かさが続いて、とても変な感じがします。どんなことにでも「らしさ」って大事なんだなと思ったりもします。

冬野菜は、寒さで甘みが増すということなので、やはり冬には冬らしい気候になってほしいなと考えるわけです。白菜や大根、ほうれん草など冬になるとおいしくなる野菜はいろいろありますが、今日はあまりなじみのないこんなお野菜を取り上げてみようと思います。



「ケール」

です。聞いたことがある方も多いかもしれません。口にしたことのある方の多くはもしかすると”青汁”で飲んだことがあったり…?日本ではもっぱらジュースの材料として利用されることが多いこのケール。密集したパセリのような見た目ですが、こちらはどうやらスコッチケールというカールが強い品種のようです。横須賀市の地場物をみかけたので購入してみました。

一般的なケールというのはカールがなく、「結球しないキャベツの仲間」というのが納得の見た目をしています。つまり、キャベツの葉っぱを一枚一枚バラバラにしたような、そんな感じです。

独特の苦みはありますが、甘みもあって生食でおいしくいただけます。10月に紹介した
大人の秋サラダの春菊をケールに変えてサラダにするのがよく合います。苦み、甘み、塩けや酸味が相まってシンプルだけど奥の深い味わいになります。

栄養価に関しても、青汁の材料になるくらいなのでかなりの優等生。ビタミンC、Aも多く、カルシウムは100g当たり220mgと野菜の中でもトップクラスだと思います。

今の時期しか味わえないおいしさがあるので、見かけた際はぜひ手にとってみてはいかがかなと思います。