2018年3月20日火曜日

本日の離乳食教室。レシピ。

桜が咲き始めたと思ったら、なごり雪になるかも…という寒さ。季節の変わり目は本当に気温がくるくると変わりますね。

今日は寒い雨の中、4組のママと赤ちゃんが離乳食教室に来てくださいました。完了期の教室だったので、離乳の完了に向けての環境作りなどのお話をしました。3回食になると、食事の用意の他に、赤ちゃんが手づかみ食べをしたり、自分でやりたがることを応援し、見守っていくというお母さんにとっては一番の頑張りどころになる時期だと思います。

家族で食卓を囲んだり、パパ・ママの声掛けが赤ちゃんにとって重要な時期です。おいしいねとか、おなかいっぱいだねとか、たくさんお話をしながら楽しい食事の時間になるといいと思います。

今日は、手づかみ食べのレシピの紹介もしました。参加された方は、簡単な分量の書いたメモを持って帰られたのですが、ブログにもレシピを載せようと思います。

9ヶ月くらい、3回食になったころ手づかみ食べのメニューに取り入れてみてください♪

こちらは鉄分補給に牛の赤身ひき肉を使ったハンバーグ。

1回分の目安として
牛赤身ひき肉・・・15g
もめん豆腐・・・15g
パン粉・・・大さじ1/2
片栗粉・・・大さじ1/2
にんじんすりおろし・・・小さじ1
塩、油をほんの少々

もめん豆腐をキッチンペーパーで包んでかるく水けを切って、ひき肉、パン粉、片栗粉、にんじん、塩と共によく混ぜ合わせます。一口大に成型して油を薄くしいたフライパンで両面こんがり焼きます。

手づかみ食べには、手でつかんで自分で食べるほかに、自分の前歯で食べ物をかじりとり、一口の適量を覚えるトレーニングの意味合いもあります。

一口でパクっと食べられる大きさではなく、やや平たくして、2、3口で食べられるくらいの大きさがベストです!

また、鉄分補給に今日は市販のベビーフードの鶏レバー(顆粒タイプ)を使ったじゃがいものおやきも試食していただきました。


こちらはじゃがいも1個で写真の倍量ができます。

じゃがいも・・・1個(70gくらい)
しらす・・・20g
青のり
バター・・・ほんの少量(1g)
ベビーフード鶏レバー(顆粒スティック)

じゃがいもを洗ってラップにくるみレンジで加熱します。しらすは湯通ししておきます。フォークなどでじゃがいもをつぶし、しらすと青のり少々を混ぜます。顆粒の鶏レバーを大さじ1くらいのお湯でといて、これも一緒に混ぜます。

成型したら、ほんの少しのバターで焼きます。生地に片栗粉を少しまぜるとより食べやすいと思います。

レバーは生のものを処理して調理するのはちょっと大変かもしれません。便利なものも大いに活用して、料理のバリエーションを増やしちゃいましょう♪包丁も使わずにできる簡単メニューなので、ぜひおためしください!

2018年3月7日水曜日

準備期の離乳食教室。

気温の差が激しい、季節の変わり目真っただ中という今日この頃ですが、体調管理は万全にされていますか?まだインフルエンザの声もちらほら聞こえていますので、引き続き対策をして元気に過ごしていただきたいなと思います。

さて、今日は先日行われました離乳食教室のお話を少ししたいと思います。

準備期のお教室ということで、これから離乳食を始めようというまさしく準備段階の4~5か月の赤ちゃんとママが集まってくださいました。

まだおっぱいやミルクしか飲んだことのない赤ちゃんが5人、ひとつのテーブルをかこむとみんなまわりが気になってキョロキョロ。ママの試食タイムに、スプーンを口に運ぶママをじい~っと目で追っている赤ちゃんもいました。かわいい!みんな、食べることに興味津々!きっと楽しい離乳食生活ができることでしょう^^。

まず一番最初に赤ちゃんに与えるものとして適しているのはお米。おかゆにして与えるわけですが、いわゆる10倍粥というものです。

米1に対し水が10の割合で炊きます。大さじ1杯(15cc)のお米なら150ccのお水といったところです。途中、吹きこぼれてしまったりもするので、水分が減ってしまったらお湯を適宜足してやわらかく炊きましょう。

もちろん、炊いたご飯からでもおかゆができます。今は離乳食グッズがかなり進化しているので、おかゆを作るグッズもたくさんあります。ママやパパのライフスタイルに合わせて、作りやすい方法で作ってくださいね。

やわらかいおかゆですが、初めてあかちゃんにあげるときは、それをうらごししたり、すりつぶしたりしてあげます。教室では、おかゆを「うらごししただけのもの」「うらごしをして、さらにすりつぶしたもの」の二種類をママに試食していただきました。

当然ですが、後者のほうがなめらかになります。見た目ではほとんどわからないのですが、実際に口に入れるとなめらかさの違いがわかります。うらごしたおかゆをあまり食べてくれない…と感じたら、さらにすりつぶしてなめらかにしてみると食べてくれるかもしれません。1月の参加者さんから、おかゆをすりつぶしたら赤ちゃんが食べてくれるようになったといううれしいご報告もいただきました。

ベビーフードと手作りのものなど、実際にいろいろと比較しながら違いを感じたり、家ではなかなか難しいと思います。こういった機会にママに体験してもらって、離乳食作りのヒントにしていただけたらうれしいなと思っています。

次の準備期のお教室は5月の第2火曜日になります。次回から教室の開始時間が午後からになります。お電話おまちしております!!





2018年3月1日木曜日

お米のおやつ。

あっという間に年度末の3月に突入です。2月から3月になったというだけで、気分が少し春めいてくる気がします。

今日は、最近ハマっているおやつのお話を少し…。

小さなころから好きだった「ポン菓子」。お米に圧力をかけてふくらませた駄菓子です。こんなんです。


そのまま食べるとちょっと口の中がもさっとするのですが、そのまま食べてもおいしい。個人的には牛乳をかけて食べるのが一番おいしいのではないかと思っていますが…。

日本人の体に合うお米という食文化。毎日の食事でお米を食べることはもちろん、おやつにも!お子様のおやつにももってこいだと思います。抵糖質とかロカボとか、糖質が悪者にされがちな昨今ではありますが、加工された栄養ではなく自然の栄養をもっともっと見直してほしいと思っています。

こちら、ほんのり甘い味付けがされているだけなので、アレンジも楽しめます。これにチョコレートを混ぜたお菓子もしょっちゅう作っています。





普通のチョコレート、ホワイトチョコレート、いろいろ作って最近気に入っているのがホワイトチョコレートに抹茶を混ぜた抹茶チョコレートバージョン。

チョコレートを湯せんで溶かし、その中にポン菓子と刻んだアーモンドを入れて冷やし固めるだけ(板チョコ1枚40~50gに、ポン菓子20~30gくらい)。小さなマシュマロや、ココアクッキーなども加えてちょっと豪華にしてもおいしいです。

専門的に抹茶の旬はわからないのですが、春という季節に合わせて世の中には抹茶のスイーツなどが出回るため、イメージ的に抹茶の色は梅や桜のピンクとよく合う気がします。

どんな形にせよ、季節を感じて食べ物を食べるということは感覚的に大切にしたいものだと思います。もうすぐひな祭り。梅の花と、抹茶スイーツ。簡単にできるのでお試しになってはいかがでしょうか?