2013年10月29日火曜日

レシピ紹介♪

こんにちは

本日、10月29日火曜日、とても寒いです…。真冬はこんなものじゃないのですが…。

寒くなると、やっぱり暑いほうが着るものも少ないしいいなあなんて思ってみたり。
暑いときは、こんなに暑いなら寒いほうがいいと思っていたような気がするのですが。

今日のような寒い日にもおすすめ。

あんかけうどん!

見た目は、地味ですが…


  
前回お話した「霜降り」と「かつお昆布だし」で作ります。
材料は、大人二人に赤ちゃん一人分として

・うどん        2玉(冷凍でもゆでうどんでも)
・ブロッコリ      30g
・さつまいも     70g
・にんじん       30g
・しめじ        60g
・油揚げ        1枚
・ねぎ         30g
・白菜         60g
・豚薄切り      70g(今回はバラ肉使用)

・だし汁        600cc
・しょうゆ       35cc(大さじ2強)
・みりん        35cc(〃  )

・片栗粉       大さじ2(同量の水で溶く)


 まず、大きめのなべに霜降り用にお湯を沸かします。
さつまいもやにんじんは短冊切り。ねぎは斜め切り。白菜や豚肉は一口大に切ります。

 お湯が沸いたら、小房にわけたブロッコリー→さつまいも→にんじん→しめじ→油揚げ。
の順番にお湯に入れます。このとき、ざるをおなべに入れておくと、引き上げるとき楽チンです。

 ねぎと白菜は、霜降りせずそのままおつゆに入れて大丈夫です。

野菜を霜降りしたら、お肉を入れてさっと湯通し。あまり手間をかけられないときは、野菜を引き上げずに、お肉まで一緒に入れてしまってもかまいません。


 できれば同時進行で、別のお鍋にだし汁、しょうゆ、みりんを煮立たせて、ねぎと白菜を入れます。ねぎがしんなりしたら、そこに、霜降りした野菜とお肉を入れて、水溶き片栗粉でとろみをつければ、あんの完成です!

あとは、ゆでたうどんにあんをかけ、ごまや七味をかけていただきます♪

中期以降のあかちゃんには、しめじや油揚げを除いてうどんと具を細かく刻み、おだしであんをうすめてあげてください。


離乳食の進み方はあかちゃんによって違います。
毎日、同じように食べるわけでもありません。
親が手をかけたときに限って、食べなかったりします(笑)。

うちの子は、なんでもとろみをつけるとよく食べた記憶があります。
片栗粉は離乳食の必需品でした。

これからの寒い季節、トロッとした温かいものは、からだがホッとして、大人もうれしいです。

普段とはちょっと違う、一皿で栄養バランスばっちりのあんかけうどん。ぜひお試しください♪


2013年10月23日水曜日

離乳食のお話のつづき

こんにちは

本日もみなさまお疲れ様です。

どんよりとした天気が続いております。太陽の光が懐かしく感じる今日この頃です。


前回の離乳食のお話の続きというか、補足も兼ねて。

今日は引き続き和の離乳食のお話です。

和食といえば、今日の新聞で「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しだという記事を読みました。お正月や田植えなどの年中行事に密接する社会的慣習だそうです、和食というのは。

確かにさまざまな年中行事には、そのつど意味のある食材や料理があります。そういったものも含めてあかちゃんに伝えていけたらすばらしいですね。

ちょっと話がそれましたが

前回お話した「おだし」。おいしいおだしがとれたら、おいしく調理したい。

そこで登場するのが

「霜降り」

という下ごしらえです。

霜降りというと、霜降り肉の霜降りをイメージされる方もおられるかもしれませんが、この霜降りは、食材のアクを取り除く、湯通しのようなものです。

一度、湯通した野菜やお肉は、アクがとれてすっきり雑味のない味わいになり、おだしをにごらすこともありません。

お肉とお野菜の煮物などのときは、たっぷりのお湯に、アクの少ない順に入れていき、最後にざるにあげるだけです。

全部入れたら、さっとひとまぜして、お湯を捨てます。火を通すわけではないので、すぐに終わります。それからは、普通に調理するだけです。

ちょっとひと手間ですが、これをすると煮物や汁物の味わいが変わってきます。

赤ちゃんに取り分けるときもお肉の余分な脂も抜けていますし、安心してあげられると思います。


大人だけのときの食事とは違って、ごはんの支度も大変に感じると思います。時間や気持ちに余裕のあるときに、試してみてください!

次は具体的にレシピの紹介もしたいと思っています。

よろしくおねがいします!

2013年10月16日水曜日

離乳食のお話

こんにちは

そろそろ本格的な冬に向けて、今週あたりから気温が下がってきそうですね。
体調を崩しやすい時期なので、みなさまお気を付けください。

さて今日は、離乳食のお話を、簡単に少しだけ。

ご出産後、母乳をあげるお母さんは、あかちゃんのためにと思って毎日食事をされていると思います。

数か月経つと、あかちゃんは母乳やミルク以外のものを口にする日が来ます。

食事というのは、生きていくうえで欠かせません。

ただ、食事をするというのではなく、生活の中で食事を「楽しみ」にできるよう、あかちゃんのころからお母さんやお父さんなどまわりの大人たちが教えていく。それができたら理想的だなと思います。

まずは素材の味や食感などあかちゃんに十分伝えるため、大人が食べているものとは味付けや調理方法は変えなければいけません。

しかし、根本は同じ。
刺激が強かったり、濃い味付けにする前に、あかちゃんのものを取り分けながら離乳食作りも楽しんでください。

おすすめしたいのは、何と言っても、昆布やかつおのだしの保存です。

以前、本で読んだのですが、日本のだしは、西洋のだしに比べて短時間でとれるとても便利なものだということです。

野菜や鶏肉をコトコト何時間も火にかけるブイヨンなどは、なかなか自宅でとるのは根気がいりますが、昆布とかつおでとるだしは、火にかける時間は数分です。

多めに作って製氷皿などにとって、冷凍してください。

これは、離乳食が終わってからも、毎日の食事で必ず役に立つと思います。

煮物やお味噌汁の具を、味付けの前にとるとよく言いますが、先にとってしまうと、まだ野菜が少し固かったりします。

そんなとき、だしをすこし足して煮直したり、おひたしやゆで野菜などすりつぶすときに水分として足したり。

固形のものが食べられるようになってからも、味付けを薄めるために、出来上がったうどんにポンと入れると、アツアツのおつゆの温度が下がって、食べやすい温度になるという、一石二鳥の役目も果たすすぐれものです!

今は、離乳食もさまざまな本やサイトでレシピを紹介しています。

基本は、おだし。と思って私は離乳食を作ってきました。和食には、ぜひご自分でとっただしを活用してください!!


2013年10月9日水曜日

オススメ食材

こんにちは

ここ数日、気持ちの良い陽気です。冷暖房を使わず快適に過ごせるこの時期は、貴重な時間のように思います。

さてさて、ブログを書いていて改めて思うのは、妊産婦さんにおすすめする食事というのは、誰にとっても健康食と言えるということです。

そんな中、妊産婦さんが特別意識してとりたいものとして、ずっと鉄分の話をしています。

妊娠中から、授乳期、そして小さい子どもの貧血予防にも、妊娠を機に栄養について考えていただけたらいいなと思っています。

乾物や葉物などの植物性の鉄分よりも、吸収が良いのが、実は動物性の食品。

しかし最も有名なレバーは、コレステロールなども多く、どんどん食べて欲しいとは言いにくい…。

私が一番オススメしたいのが、
アサリ♪です

水煮のものなら、簡単に取り入れられます!

先日ご紹介したチャンプルーのアレンジではないですが、小松菜と煮浸しにしたり、炊き込みご飯の具材、人参やじゃがいもを入れたチャウダーにしたり。

脂肪分も少なく、使いやすい食材だと思います!

いろいろな食材を使うことで、自然に献立のレパートリーが増えていくのではないかと思います。

これから、離乳食の取り分けのお話などもしていきたいと考えています。

読んでくださりありがとうございました!


2013年10月2日水曜日

授乳中のママへ レシピ紹介♪

こんにちは。

お産後のママへ、今日はおすすめレシピの紹介です。

前回お話をした、栄養たっぷりの汁もののひとつ。

ミネストローネ!



 

 
パスタの代わりに、押し麦をいれた、押し麦ミネストローネです。
 
押し麦は、食物繊維などのミネラルたっぷり。ぷちぷちとした食感も楽しめます。麦を入れることで腹もちもよく、これ一品でだいぶ満足できると思います。もちろん、白米に混ぜて炊いてもおいしいです!我が家では、白米にいつも麦を混ぜていま~す。
 
材料は多くみえますが、作り方は簡単!
 
だいたい、6人分くらいで…
 
ベーコン   50g
たまねぎ   50g
にんじん   50g
オリーブ油  大さじ1
トマト   大1個(100gくらい) 湯むきしてください
押し麦   大さじ2くらい
塩       1g
こしょう   少々
コンソメ   固形1個(5.5g)
水      800g
 
・・・ここまでの材料は入れてください
 
 
 
 
・・・以下、野菜はお好みで
きゃべつ・れんこん・さつまいも・しめじ・ブロッコリなど  各50~100g
野菜はすべて、1センチ角くらいに切ってください!
 
オリーブオイルを鍋にしき、ベーコン・たまねぎを炒めたら、トマトと麦以外の野菜をどんどん入れていきます!
 
そこに、塩・こしょうをして、野菜がしんなりしてきたら、トマトと水を加え、コンソメも入れて、あくをとりながら10分ほど煮ます。
 
それから、麦を入れて、やわらかくなるまで20分くらい、これまたあくを取りながら煮ていきます。
 
野菜は根菜類でも葉物でも、本当になんでも使えます。ブロッコリやほうれんそうなど使うときは、下ゆでしておいて最後に加えると色もきれいです。
 
使う野菜にもよりますが、今回のレシピで、一人分の栄養価
116kcal、塩分0.8g、鉄分0.5mg、食物繊維2.4g
です。
 
物足りない旦那さまには粉チーズをたっぷりかけたり、使う野菜によっても味わいが変わってくるので、季節の野菜でアレンジを楽しんでください♪
 
あ、それから、授乳中のママにおすすめではありますが、もちろん妊婦さんにも!ご家族みなさんで食べていただきたいです!
 
 
 
 
 
 


2013年10月1日火曜日

今月はママへ。

こんにちは。
今日もみなさまお疲れ様です。

10月はじまりました。

外に出ると、ハロウィングッズの隣でカレンダーが売られたりしていて、無駄に焦りを感じてしまうのは私だけでしょうか…。

とはいえ、月日が経つのは本当にあっという間ですね。

今月は、お産後のママに向けてお話をしたいと思っています。

妊娠中という、あかちゃんと一心同体の時期が終わり、次は授乳期という、これまたママにとって特別な時期になります。

授乳中、どんな食事をすればいいのかママは考えると思います。

今の情報化社会で、気になることは指先ひとつで調べられるようになりました。

母乳育児についても、さまざまな意見がありますが、栄養士の視点からお話できることをいくつか書いていきたいとおもいます。

まず、母乳は血液から作られます。

妊娠中から、もう聞き飽きたフレーズ「鉄分」。
これは、母乳をあげているママにはとても大切なものです。

引き続き、とても意識してとってほしい栄養素です。
それから疲れた体を回復させるたんぱく質、イライラ防止にカルシウム。
そして水分もしっかりとりましょう!

やはり、結局はバランスのとれた食事というとになります。

さて、脂っこい肉やバターなど、たくさんとるのは良くないと言われています。

実際に私のまわりにも、ケーキや魚卵を食べて乳腺炎になってつらかった、という人がいますが、私自身は、特に普段と変わらぬ食生活で母乳をあげてきて何のトラブルもありませんでした。

だから、根拠も無しに、そういったものを食べないでくださいとは言いづらいです。バランスのとれた食事に、毎日ケーキやステーキは常識的に考えて出てこないはずなので。

できれば、揚げものや、添加物・塩分・脂肪分の多いインスタント食品、加工食品などは極力避け、簡単なものでいいので手作りの食事が好ましいです。

季節の野菜をたくさん入れた汁ものは、野菜の栄養もしっかりとれ、体も温まり、味付けでバリエーションも広がりますので、おすすめです。

授乳中、とくにお産後すぐのママは夜も眠れず大変です。
どうか、ストレスをためずに、良い加減でママライフを楽しんでほしいと思っています!