2018年1月16日火曜日

ママもえがお😊離乳食教室。

本日は、当医院で第一回目の離乳食教室が開催されました!

満員の6組の申し込み。赤ちゃんとママと12人で和やかに1時間と少しを過ごさせていただきました。

今日の教室は、準備期の内容となっており、約5か月から7か月の赤ちゃんとママが参加してくださいました。同じくらいの月齢の赤ちゃんが集まると、まあかわいいことかわいいこと。どの赤ちゃんもとても良い子でママがお話を聞くお手伝いをしてくれました^^

参加者の方の中には、離乳食をすでに始めている方も、これから始めるという方もいらっしゃり、それぞれのお悩みを聞きながら、離乳食の試食も何品かしました。手作りとベビーフードとの食べ比べもしてみました。

今はベビーフードも数多く出回っています。手作りと合わせて上手に使って、本教室の最大のコンセプト「ママもえがお」の離乳食ライフを送ってほしいと思っています。

さて、今日の教室で多かった質問に、歯磨きのことがありました。下の歯が生えてきたら歯磨きをしたほうがいいのか、離乳食のあとにお茶を飲ませたりしたほうがいいのか…。

5~6ヶ月の赤ちゃんのお口はまだ唾液で清潔に保たれる時期ですので、歯磨きに神経質になる必要はありません。これからの歯ブラシの前段階の慣れとして、ガーゼでお口の中をふいてあげたり、お茶や白湯をのまぜてあげる程度で十分です。

上の前歯が生えてきたら歯磨きを始めますが、初めは歯ブラシに慣れることを目的に、短時間で済ませてあげましょう。

それから、どの月齢でもママのお悩みとなる「食べる量」についても、母子手帳の成長曲線に沿って増えていれば全く気にすることはありません。

おおらかな気持ちで、ゆったりと離乳食をすすめていきましょう。今日もお話をしましたが、早く進めたからといって、早く成長するわけではありません。いや、むしろゆっくりと大きくなってほしい!と私は個人的に思います(笑)。かわいいかわいいあかちゃんの時期を目いっぱい楽しみましょう♪

本日お忙しい中ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

教室後のアンケートでは、同じくらいの月齢のママとお話ができてよかった!というものもありました。3月の教室はまだ空きがありますので、ご参加お待ちしております。

2018年1月3日水曜日

ごはんのまほう。

新年がスタートして、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今年もみなさまの健康をお祈りして、栄養や健康に関するお話を発信していきたいと思っております。


さて、新年初の投稿ですが…私がここ最近で感銘を受けた本から抜粋させていただいて一部書きたいと思います。

その言葉は、思いがけないところからみつけました。

子供がお手伝いをするための絵本、その名も「おてつだいの絵本」(金の星社)。

なんの予備知識もなく、本当にたまたま目に留まって読んだ本でした。掃除から洗濯、食事の支度など生活全般のことに対するお手伝いについて書かれている本です。小学生くらいを対象にした本かと思います。お手伝いにはどんなものがあるか、自分にはどんなことができるか、具体的に説明しながらも、お手伝いの根本について説いてくるかなり心の深いところまで突き刺してくる内容です。

たとえば、「そうじには、自分のいる場所をきれいにすると、自分のこころまですっきりきれいにするふしぎな力があるよ」「部屋がよごれたらきれいにする、たったそれだけのことで、自分のこころまで明るく元気になるよ」といったような。

中でも私が一番興味深く読んだのは、食事に関するお手伝いの項目です。

「大好きな人のために料理をすると、その人と心がつながる」

「おいしい食事には、人の心をやわらかくする力があるよ。ただ、そんな”食事のまほう”は、出されたものを食べるだけではじゅうぶんにパワーが出ないんだ。やさいの皮をむいたり、お米をといだりいっしょうけんめい手を動かしていると、心の中に、ごはんを食べさせたい人の顔が浮かんでくる。

そのときに、ごはんには、おいしくなるまほうがかかるんだ。

つくるときだけではなく、どんなメニューにしようかなと考えるときも、ごちそうさまをしておいしく食べたお皿を洗うときも。

あなたの手が、そんなまほうを自由に使えるようになるためにも、おてつだいをしながら少しずつ料理のしかたをおぼえていこうね」


料理は、作って食べるだけではない。作る前から、作るとき、作ったあとまで全部つながっている。子供だけではない、大人にも、こんなにわかりやすく伝わる言葉ってあるだろうかと思いました。

家族に、友人に、自分に。料理をするときにふと思い出してほしい言葉です。自分も、こういう気持ちを忘れずに料理をしたい。

忙しい毎日の中で、丁寧に物事をこなして暮らしていくのは容易なことではないかもしれませんが、「ごはんのまほう」を使ったら、たくさんの人が幸せになるんじゃないかなと思います。そんなふうに、ごはんを作って、ごはんを食べていかれたらすてきだなと思います。

少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。

今年もよろしくお願いいたします^^







2017年12月31日日曜日

おおみそか。

こんにちは。

今日は12月31日、大晦日です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。めったにない家族との連休を満喫している人もいると思いますが、一歩外へ出れば働いている人もたくさんいらっしゃいます。いつも思っていることではありますが、いろいろな人がそれぞれの場所でそれぞれの仕事をして世の中が成り立っているのだなとこの時期とくに思います。

おせち料理を作りながら、一年を振り返るのが自分の大晦日の仕事です。いつもより少し手間をかけて、ていねいに料理をすることで、一年の感謝と来年への展望を描いてみたり。

フライパンの中身を撮ってみました。

うちでは年に一度だけ、お花になれる通称「おしゃれんこん」。明日はぎんなんや松葉とともにきれいにお重に盛り付けましょう。

さて、ちょっと、食事と共に今年を振り返ってみてください。体調を崩して食事ができない日があったかもしれません。お誕生日や季節の節句など、おいしいものもたくさん食べたかもしれません。

食事というのはいつも、行事の節々で人の記憶に残るものだと思います。特別な食事はもちろん、日々の食事、普段食べなれた懐かしい味、そういったものも、自分の体を作るのに大きな役割を果たしています。一緒に食べる人や、食べた場所によっても味は変わります。いつでもおいしい食事ができるように、体調を整えて過ごしていかれたらいいなと思います。

みなさまの健康を心からお祈り申し上げます。

今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


2017年12月22日金曜日

ゆずとかぼちゃ。

今日12月22日は冬至です。一年で最も、昼間の時間が短い一日。明るいうちにできることをいっぱいやっておこう!と思います。お仕事をされている方は、暗いうちに家を出て、暗くなってから家路に着く…そんな日々の繰り返しに季節を感じているかと思います。

寒さで縮こまった体を今日はゆず湯でほっこり癒して、ほぐして、一週間の疲れも同時に取って残り少ない2017年を元気に駆け抜けていただきたいです。

さて、夕飯は…どうしましょう。かぼちゃを食べましょうか。かぼちゃの栄養については何度かお話をしたことがあるのですが、カロテンが多く、肌や粘膜を丈夫にし、免疫力を高めてくれます。また、ビタミンEも含まれているので、血行促進をして体の冷えを緩和してくれる効果も。まさに今の時期にピッタリな優秀なお野菜。

そんなわけで、前回からの続きのようになりますが、かぼちゃを食べるなら温かい料理がおすすめ。煮物はもちろん、スープやグラタン、あと、「ほうとう」なんかもいいですね。

それから、国内生産されるかんきつ類は40種類ほどあるそうですが、そのうち8割を占めるのがすだち、かぼす、ゆずだそうです。酸っぱい食べ物におなじみの、ビタミンC,クエン酸が豊富で疲労回復や美肌効果も。果皮には果肉と比べて多くの抗酸化作用があるのですが、すだち、かぼす、ゆずの中で皮を利用するのは通常ゆずだけです。

ゆず独特の香りは生の果皮だと格別ですよね。すりおろしたり、せん切りにして利用したりとぜひ積極的に取り入れましょう!

今日は温かいかぼちゃ料理と、ゆず湯で日々の疲れをいったんリセット。また明日からがんばろう!と思える一日になりますように。

2017年12月7日木曜日

寒さに負けない!

ぐっと寒さが増してきましたね、みなさま風邪などひいていませんか。寒さと乾燥で、これからインフルエンザなどが流行する時期です。どうか忙しい年末、体調を崩されませんように気を付けてお過ごしください。

寒くなると「温活」の話をしています。女性にとって冷えは大敵。女子高生のナマ足を見ると、老婆心ながらタイツをはかせたくなってしまう今日この頃です。

先日、テレビ番組で真冬でもかき氷!というお店の紹介を見ました。かき氷、夏にはあんなに美味しかったのに、今見るともう、見ているだけなのに寒くなります。そのかき氷は確か、イチジクのシロップがかかっていたと思いますが、なんと、中に「生姜のスライス」がたくさん入っていました。かなりのパンチ力です。それを食べたレポーターの若いお姉さんが「かき氷は冷たいんですが、生姜を食べると体がポカポカしますー」と言っていたのを全力で否定したテレビの前の私でした。

実際食べていないので、もしかしたら本当にポカポカするの…かもしれませんが、やっぱり物理的に冷たいものは体を冷やします。かき氷に生姜を入れるなんて難儀なことはせず、普通の甘いかき氷を食べて、温かい飲み物を一緒に飲むとか、そんなふうにしたらいいのに…と。個人的には思います。

温かいものを体に入れると体が温まるというのは当然のことで、それがこの時期は大切です。冷え込む朝食には、温かい汁ものがいいですね。洋風ならポタージュ、和風なら片栗粉などでとろみをつけると、より保温力が増しておすすめです。

また、熱はおもに筋肉で作られるため、筋力の低下も冷えを招きます。食事でいうと、たんぱく質が大切です。たんぱく質をしっかりとって、筋肉量が減らないように気を付けましょう。

寒くて縮こまりがちな季節ではありますが、忙しさもこの際味方につけて、体をよく動かし、しっかりと食事をとって、元気に師走を走り抜けましょう!

2017年11月15日水曜日

あかちゃんのおくち。

わりと暖かい日の多い11月。しかし今週末からぐっと冷え込むみたいですね。どうぞみなさま、体調にはくれぐれもお気を付け下さい。

さて前回は乳幼児の味覚の発達についてお話をしましたが、今日もその続きで乳幼児の「噛むこと」について少しお話をしていきたいと思っています。

子どもが「食べない」理由はいろいろありますが、味の好き嫌いというのは3歳くらいからだと言われています。

これは、食体験の情報が脳に記憶として刻みつけられることにより食べ物の好みが決まるからだそうで、1~2歳の子どもが言う好きとか嫌いといった理由は、食べ物の固さや口当たりなどの反射的な反応ということです。

離乳食が始まって、食べ物を口にするようになると、段階としてはまず、食べ物を口にいれて飲み込むということを覚え、それから押しつぶし、すりつぶし、だんだんと上手に食べられるようになってきます。その後、1歳から1歳半くらいになると、自分で手づかみで食べられるようになっていくわけです。

そして、この時期の発達の著しさというのは、口腔内の発達の著しさと言えるのです。

歯のないあかちゃんのお口…そして小さな小さな歯が生えてくるかわいいお口…個人的にはたまらなく好きなこの時期のあかちゃん。一生のうち、まあ、もしかしたら歯が全部なくなることがあるかもしれませんが…生まれてから数カ月の間だけの、あの歯のないお口。ザ・あかちゃん!!歯のないお口で笑ったときなんてもう、たまりません。

と、そんなかわいいお口の中ですが、特に、離乳食から固形食に変わってゆく時期には頻繁にみてあげましょう。歯の生える時期には個人差が大きいものです。○ヶ月になったからこんな食べ物を与える、のではなく、この歯が生えて噛めるようになったからこんな食べ物を与える、という進め方をしてきましょう。

噛めないのに、固い食べ物がどんどん口の中に入っていくと、噛まずに飲み込むくせがついてしまいます。逆に、噛めるのに柔らかいものばかり与え続けると噛む気がなくなってしまうので、そちらも気をつけたいものです。

小さいけれど大切な歯。あかちゃんの成長に合わせて、その時期に適したものを食べさせてあげたいですね^^

2017年11月5日日曜日

乳幼児期の味覚。

いよいよ11月に入り、世間は一気にクリスマスムード。大掃除やら年賀状やら、年末年始の足音も少しずつ聞こえてきましたね。

今日は、小さい子供の味覚のお話を少し。

と、その前に。

大人の嗜好が人それぞれというのはみなさんよくご理解していると思います。酸っぱいのが好きな人がいれば、嫌いな人もいる。辛い、苦いを好む人。味が濃いとか薄いとか、食感もいろいろあって、千差万別。

それなのに、子供の食事となると、あれも食べない、これも食べない…と尽きない悩み^^;

離乳食が始まり、我が子が食べ物を口にするようになるとたぶん、ほとんど誰もが経験する悩みではないでしょうか。もちろん、私もありました。ここにも書いたことがあるのですが、離乳食のレシピブックをみて「あかちゃんに大人気」とかそんなフレーズに乗せられて作ったおかずを全く食べない我が子。一生懸命目先の変わったものを食べさせてみようと思って作ったものに限って、食べない…。

今になって分かったのは、お母さんの必死な姿というのは、あかちゃんの食卓に一番邪魔なものだったんだということです(笑)。

ついつい自分が頑張って作ると、どうにかして食べてほしい!そんな気持ちが先走ってしまい食べさせることだけに目が行ってしまい、食べる側の気持ちなど考えていなった…。

とまあ、客観的に見られるのは今だからであって、その時にそんなこと考えている余裕などありませんでしたので、一生懸命がんばる姿は、それはそれで素晴らしいものだと思っています。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、小児期の嗜好の発達にはざっくりとこんな段階があります。

○1~2歳
基本的な味覚能力の影響。まだ摂食機能が未熟なときなので、噛んで食べにくいものは好んで食べません(ペラペラした生野菜とか、口の中でまとまらないブロッコリーとか、唾液を吸うものなどなど)。

匂いの強いニラとかシイタケ、苦味のあるピーマンなどをこの時期すんなりと受け入れる子のほうが珍しいということです。調理法などを工夫して食べさせてみるのは良いことですが、あまりにひとつの食材にこだわり、それを一生懸命食べさせようとするよりも、食べられる食材を上手に利用して、変化をつけながら少しずつ種類を増やしていけたらいいと思います。

○3~5歳
学習による発達展開期。脳の発達により、好奇心や競争心が生まれる。また積極性や消極性などの性格にもよる受け入れ態勢の変化。口腔も発達して大人の真似をしたり、友達が食べているからといった理由でいろいろなものに挑戦できる年齢です。

このころになると、「食事の場面」がとても重要になっています。安心できる環境のもとで、大人が作った食べ物を、大人と一緒に味わいながら楽しく食べる。甘いね、固いねなどと声掛けをしながら味わうことで味覚や食感が発達します。

少し長くなってしまったので、また次回このお話の続きをしたいと思います。読んでくださってありがとうございました。