2017年6月8日木曜日

食べ物からのビタミンD。

今日は、引き続きのビタミンDのお話です。

ビタミンDの多い食べ物と言って、何か思い浮かぶものはありますか?

おそらく、無いかと…。

ビタミンCと聞かれたら、レモンとか、カロテンといわれたらにんじんとか、そのくらいはぼんやりとあるかもしれませんが、なかなかビタミンDを意識することってないと思います。ちなみに余談ですがビタミンCはレモンにも多いですが実際食べることを考えると、同じ果物ならキウイフルーツ(特にゴールドキウイはグリーンの倍近くのビタミンCが!)、野菜ならパプリカなどのほうが断然多いので、そんなことも頭の片隅に…。

そして、本題のビタミンDですが、主に「魚類(特に干物)」や「きのこ類」に多いと思ってください。

食品成分表の、ビタミンD含有量の多いものの表をみると、ダントツに多いものに「ウマズラハギ」というものがあります。なんとなく、ウマ面のかわはぎなのかなと想像はつくのですが、今まで私は一度も食べたこともないですし、みたこともありません…。

なので、ビタミンDをとるために、「ウマズラハギを食べよう!」とはならないはずなので、普段よく食卓に上るようなものでいうと、

鮭、あじ、いわし類。きのこも、生のものではしめじやえのきに比べるとまいたけが群を抜いて多いです。

きのこ類では、きくらげ、干ししいたけといった乾物はやはり桁違いに多いです。とはいえ、最近の干ししいたけは日光に当てていないことが多いようで、使う前に日光に当てるとビタミンDが増えるということをよく聞きます。

乾物って、ただでさえ戻すのに時間がかかるのに、使う前に日光に当てようという人が一体どれくらいいるのか…少し現実的ではない気がしてしまうのは私だけでしょうか。けれども時間に余裕のある方はぜひ実践していただきたいと思います。

さまざまな食品に含まれるビタミンCなどの栄養素とは違い、ビタミンDはとても限定的な食品になってしまうのですが、難しいことはありません。あまり魚を食べる習慣のない人はぜひ、積極的にお魚の献立も取り入れていただきたいと思っています。

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