2014年9月23日火曜日

離乳食のお話。

最近離乳食の相談というか、こんなときどうしていたかと聞かれることが多く、また助産師のブログでもおっぱいの話がありましたので、赤ちゃんの食事について書こうと思いました。


離乳食に限らずなのですが、そもそも人の食事の好みや量というのはバラバラだということをまず念頭においていただきたいと思います。

私は、妊娠のにの字も無かったころに買った、一昔前…10年以上前に買った離乳食の本を一冊持っていて、主にそれを参考に離乳食をすすめていました。

いまや、ネットで「検索」の時代。離乳食と一言入れれば、レシピは山のように出てきます。

けれど実際私がその本(わりと分厚い本です)で使ったのは、その月齢でこれは食べていいのかどうか、という一覧表がほとんど。たくさんレシピを見ると、こんなの作ったほうがいいのかな…なんて思うかもしれませんが、そんなことはありません。

まずドロドロのお粥から始まりますよね。

その次、野菜(お芋とかにんじんとか)をひとさじ。
そしてお豆腐やきなこなどたんぱく質をひとさじ…。

そんなふうにしながら徐々に固形量が増えていき、最終的にほとんど大人と同じような形状のものが食べられるようになります。自然と。

離乳食の間は、素材の味を大切にすることも重要です。以前にも書きましたが、私は基本的におだし活用でだいたいの食事はまかないました。

なんでも、おだしで柔らかく煮てつぶす。
ときどき、ベビーフードのスープを使って洋風に調理してみたり。それで十分ではないのかと私は思います。

ちなみにその本のレシピを何度か作ったことがあります。「かわいくて、つまみやすいから人気」とか「やわらかい味でみんな大好き」と書いてあっても、食べませんでした(笑)。実際統計をとったかどうかはわかりませんが、人気の味でもみんな大好きでも、食べない子もいます。

私のまわりにもいましたが、意外にというか、「ドロドロ」が嫌いな赤ちゃんもいます。1歳くらいになってうちの子はまだ柔らかいご飯を別に炊いていたころ、同じ月齢のおともだちは固いご飯がお好みのようで、固めのご飯を食べていました。

離乳食の進め方にはかならず「個人差があるのであくまで目安に」と書いてあると思います。それが実は一番大切なことなのではないかと思うのです。

もちろん、離乳食に適さない食材もありますが(極端に繊維質の多いごぼうや、はちみつ、アレルギーの観点から慎重に与えたほうがよいものなど)、そういったものに注意しながら、大人の献立から食材を抜き取り、柔らかく煮たりつぶしたりしながらいろいろな味を赤ちゃんに覚えていってもらえればいいですね。

おっぱいを飲む、ミルクを飲む姿同様、スプーンで食べ物を口にするあかちゃんの姿って、最高にかわいいですよね♪

個人的に、乳幼児の食事姿が大好きな私です^^



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