2019年2月9日土曜日

こ食のお話。

今日は三浦半島もとっても寒く、雪も舞いました。昨日から、東京でも大雪かもという予報でいろいろと備えていた方も多いのではないでしょうか。結局、大雪にはならないようですが、備えあれば憂いなし!高をくくって大やけどをすることだけは避けたいと、大人になってひしひしと感じます…。

先日、新聞で読んだ「こ食(こしょく)」のお話を今日は少ししたいと思います。

現代社会で危惧される6つの「こ食」。当てはまるものはありますか?

さてこしょく、という言葉を聞いてまず思い浮かべるのは「孤食」ではないでしょうか。孤独な食事と書いて孤食。読んで字のごとく、ひとりで食事をすることです。

この孤食が原点になっているようにも思える、あと5つのこ食。

〇個食 家族が揃っているのに、個別で好きなものを食べる食卓。
〇小食 少しの量しか食べないこと。
〇粉食 パンやパスタなどの粉製品を好んで食べること。
〇固食 自分の好きな決まったものしか食べないこと。
〇濃食 加工食品や味付けの濃いものを食べること。

ひとりきりで、好きなものしか食べず、コミュニケーションをとることもない。粉製品ばかりで、噛む力が弱くなる。栄養が偏り、肥満や生活習慣病につながってしまう…と、6つの「こ食」にはそれぞれの問題点が隠されています。

健康に悪いことはもちろん、心にも悪影響を及ぼしかねません。お子さまはもちろん、親御さん、独身者や高齢者にもぜひ「共食」の場を増やして、心とからだの健康に気を配ってほしいと思います。

離乳食教室でも、毎回お話をしていますが、食育をするうえで「共食」というのはとても大事なポイントになります。

赤ちゃんは、特別に作ってもらったものより、パパやママといった安心できる人が食べているものを食べたがります。それは「あれは食べて安全なんだ、おいしいんだ」ということをくみ取るからです。もちろん、まだまだ大人と同じものを食べるわけにはいきませんが、食事の回数が増えてきたら、一日に一度でもいいので食事の時間を合わせて、パパやママと食卓を囲む機会を作ってくださいね。

みんなで囲む食卓が、健康の要です!できるだけ「こ食」をしないでいられるように心がけていけたらいいなと思います。


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