2018年8月17日金曜日

食欲増進の一手?

暑さが続き、だいぶ体に疲れがたまっているなと感じるころかと思います。少し気温が下がって冷房ではなく自然の風を感じられるとホッとしますね。

体の不調の中でも、胃腸の不調は長引くと免疫力も落ちるし倦怠感も増すばかり。どうにか食欲がわく方法はないものか…。

というわけで、先日ある研修会に参加したときに、交感神経と副交感神経と食欲の関係に関する話を聞いて興味深かったのでそのお話を今日は少し。

交感神経と副交感神経とは相反する作用をもつ自律神経です。みなさんよくご存じかと思います。

交感神経は、活動や緊張。
副交感神経は、休息、リラックス。

ストレスを受けると交感神経の働きが活発になって胃腸の不調につながります。

苦しいストレスを受けたときだけでなく、恋愛でドキドキしたときにも食欲がなくなったりしますよね。これは胸がいっぱい…なのではなく(胸がいっぱい。もあるにはあると思うのですが^^)、交感神経の働きが優位になっているから。逆にリラックスしているときはお腹が空きます。

私は離乳食教室の際、自分がやってしまった失敗談として、一生懸命手をかけて作った離乳食があまりすすまない我が子に対しかなりプレッシャーを与えていたことをよく話します。

もっと食べなよ~、なんで食べないの?おいしくない?と威圧的ではなかった(つもり)ものの、食事の際にプレッシャーを与えて食が進むわけがありません。早く食べなさい!こぼしちゃだめ!とか子供にストレスをかけたら、交感神経が優位に働き、食欲が減退してしまいます。

なので、離乳食にかぎらず、ママのえがおは大切なんだなと改めて感じました。ただ、食事のときにいつもこんなことは考えていられないというのが現実かなとも…。物事にはちゃんと理由があるんだ!ということさえ知っていれば、対処の方法も増えるかなというお話でした。

そして食事を与える立場だけでなく、自分自身のことを考えた時も、なるべくリラックスした状態でいれば食欲もわいてくるかもしれないので、食事の際はちょっと忙しさから距離をおいてみるといいのかなと思いました。


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