10月10日と言えば、一昔前までは「体育の日」でした。しかし今は祝日の日付が毎年変わる世の中。今年は10月9日が体育の日でした。
代わりにと言っては何ですが、まあ…企業の戦略としか思えませんが最近はごろ合わせなどで○○の日というのが増えたと思いませんか。
今日も、おそらくいろいろな日として、いろいろな活動がされていたことと思いますが、ひとつ「ほほー」と思ったのが
「あかちゃんの日」
というものです。
何でかなと思ったのですが、あかちゃんがお母さんのお腹にいる「十月十日(とつきとおか)」にかけているようです。なるほどー。あかちゃん用品を販売するお店などでイベントが行われるということでした。
さてさて、そんなあかちゃんですが、小さな体で一生懸命生きています。
離乳食の間はあまりカロリーのことなど深く考えないとは思うのですが、あかちゃんは体重の割にとても多くのカロリーを消費しています。何もしていなくても消費するカロリー「基礎代謝」は生まれた時が一番高くて、だんだんと低下してきます。歳を取ってから、若いころと同じような食事をしていると太ってしまうというのは、基礎代謝の低下が一つの原因かもしれません。
1~2歳の子供は、体重1キロあたり基礎代謝の基準値というのが60近くあります。つまり、10キロの子供で一日の基礎代謝が600キロカロリーということです。
成人女性ですと、同じく体重1キロあたりの基準値が22くらい。50キロの女性なら1100キロカロリー。
10キロの子供の基礎代謝は、5倍の体重の成人女性の半分以上あるということです。単純に体重に比例しているわけではなく、小さな子供にはその消費分のカロリーを補ってあげることが必要です。
とはいえ、離乳食の間、一日のカロリーを計算して食べさせるわけにもいかないので、適量かどうかの判断は、成長曲線に沿っているかどうかを見ていきましょう。小さめでも曲線に沿って増えていれば問題はないとされています。ただし、増えなかったり、減っている場合は、曲線の目安の色からはみ出ていなくても注意が必要です。
幼児食に移行して3歳から5歳くらい、だいたい大人と同じようなものが食べられるようになってからは、お母さんが食べる量の7割くらいと考えると良いと思います。
また、少しずつ乳幼児の食事についてのお話を続けていきたいと思います。
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