2017年10月3日火曜日

食事は楽しい!

10月に入りました。もうそろそろ、長袖が定番化してくる時期ですね。季節の変わり目は衣服の調節も難しかったりしますが、寒さ対策をして体調管理に気をつけていただきたいと思います。


先日は、あかちゃんの離乳食について、衛生管理のお話をしました。今日も、乳幼児のお話の続きです。

さて、食事というのは本来「楽しい」ものです。もちろん、生きていくために必要なエネルギー源でもありますが、食事は楽しいものだということを知って、お父さん、お母さんも楽しさを共有する。そして母子関係や親子関係が豊かになる。これが離乳食のねらいのひとつです。

離乳食の進め方について、基本的なマニュアルはありますが、個人差があり、もちろんマニュアル通りに全てが進むことはありません。私もそれをよくよく自分で痛感しました。

お母さんがあまり神経質になってしまうと、それが子どもに伝わって、食事の雰囲気を損なってしまうこともあります。これは自分への反省も含め…です。本をみて一生懸命作ったものほど食べなかったのは「食べて~」という見えない圧力があったのかもと、今になって思ったりもします(笑)。

食べる楽しさを体験させて、食べる力を育んでゆく。

この基本を忘れずに、離乳食をすすめていかれたらと思っています。客観的にこんなことは言えても、なかなか当事者にそんな余裕がないというのが本当のところかもしれませんが…。

確かに大変なこともあると思いますが「今日と同じ日は二度とない!」と思って私はどうにか楽しみながらやってきました。あかちゃんの成長スピードは本当に速いです。今日のこの表情、食べ方、明日には(あんまり分からなくても)確実に変わっています。歯もだんだん生えそろってきて、食べられるものも日に日に増え、そして離乳食から幼児食へ移行します。

すりつぶしたり、小さく刻んだり、ただ作るよりは手間がかかると言えばそうなのですが、その小さなひとくちひとくちが、あかちゃんの体を作っています。そう思うと、そんなに割に合わない手間ではないかと思います(笑)。

あかちゃんが健やかに育つように、お母さんやお父さんも楽しく過ごせるように、離乳食の期間も貴重なひとときだと思いがんばっていただきたいと、応援しています!!

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