2015年10月24日土曜日

甘酒の季節。

関東では日曜日あたりからずいぶん気温が下がるそうですね。気がついたら11月も目前で、冬がくることを日々感じています。

いよいよ寒くなってくると、私は「甘酒」が恋しくなり、毎日飲むのですが今年はようやく重~い腰をあげて自分で作ってみることにしました。

以前から「発酵」について興味津津で、どうにか毎日の食生活にたくさん取り入れたいと考えていました。しょうゆ麹、塩麹などもその味わい深さが大好きですが、甘酒もまた、まろやかな味わいと温かくして飲むと心も体もホッとするような気がするところが大好きです。

簡単に作れるよと聞いてはいたのですが、手間はかからなくても時間だけは必要なので、いつやろうかいつやろうかと思っては時が過ぎ…だったのです。

本当に寒い寒い真冬になると発酵の時間も長くかかったりするそうですが、今は室温20度から24度くらいで、何をするにも作業のしやすい環境です。

今回、私は毎日食べている玄米を使った「玄米甘酒」を作ってみました。

まず夜の9時くらいから、翌朝まで7時間ほど玄米を浸水させて、おかゆを作ります。ここに、麹を加えて(①)、炊飯器で8時間ほど保温します(出来上がり③)。蓋をあけて布巾をかぶせるとか、温度は70度以上にならないようにとか、麹を買うと袋に説明が書いてあります。

玄米を使ったので、おかゆができた時点でミキサーで撹拌して半分くらい粒をつぶしておきました。こうすると甘みが増すそうです。


出来たかどうかは、甘みを確認するとわかります。

初めに食べたときはその甘さにびっくりしました。まるでお砂糖をなめているかのような甘さです。これはお料理や飲み物へのバリエーションが増えそうでいまからワクワクです。

酒粕を使った甘酒ではなく、麹を使った甘酒はアルコールもなく独特のにおいも少なく、どなたでも召し上がっていただけるおいしい栄養ドリンクです。

甘酒の季語は夏。江戸時代から、夏バテ防止ドリンクとして日本人に親しまれてきた「飲む点滴」。これからの寒い季節には体をあたためて、元気の素となってくれると思います。

ちなみに…スーパーで麹が陳列されている棚に、もちろん甘酒も売っているのですが、「甘酒野菜ポタージュ」なんてものも売っていて(にんじんやかぼちゃ、さつまいもの味などがありました)、美容ドリンクとして甘酒がこれから流行るんじゃ…??と密かに思っていたのでありました。

興味のあるかたはぜひ!スーパーの甘酒売り場に行くことから始めてみてはいかがでしょう^^

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