2015年3月24日火曜日

誰にでもできる健康づくり。

春の野菜を味わうときに欠かせないのが「食感」。

新鮮な春野菜はあまり手を加えなくても素材そのもののおいしさが抜群にあると思います。

生で食べたり、加熱もさっとだったり、多くの野菜はその歯ごたえがおいしさのひとつでもあります。

やわらかく煮たスープや煮物がおいしかった冬を過ぎ、そろそろシャキシャキの野菜を味わうのが楽しい季節になってきました。

そんなときだからこそ、とても意識していただきたいのが

「噛む」

ということ。

忙しい現代は特に、食事の時間はいかに短く済ませるか、と考えている人も少なくないと思います。ゆっくり味わいたいけれど時間がない、そんな方も、一日に一度でもいいのでよく噛むことを意識したお食事をしていただければと思います。

よく、一口30回。といいます。

次に何か口にするとき数えてみてください。
よほど意識をしないと30回はなかなか噛めません。

しかし、よく噛むことは、満腹感を得られやすく食べ過ぎを防止するだけでなくいろいろな効果があります!!

以前に私が研修に行った時の資料をもとにまとめてみました。

1、よく噛むと、視床下部から神経ヒスタミンというホルモンが出て食欲を抑制(これは食べ過ぎ防止につながりますね)

2、よく噛むと、交感神経が刺激され、代謝が活発になり消費カロリーアップ!

3、よく噛むと、ゆっくりよく味わうことになるので、薄味でも満足感が得られやすい(減塩につながります)

4、結果として肥満の解消や予防につながります

それから、糖尿病や肥満のある方には歯周病が多く、重症化しやすいこともわかっているそうです。

体によい食べ物、食べ方、いろいろありますよね。

けれどそれが入るいわば入口は自分の「口」です。歯の健康がなければ体の健康もコントロールしにくいということです。

いまはまだ健康な若い方も将来の生活習慣病予防のため、今日から、いますぐ、道具も準備もいりません、「よく噛む」健康法。実践してほしいと思います!

0 件のコメント:

コメントを投稿