2017年7月5日水曜日

酸っぱいもの。

朝の6時くらいからじりじりと太陽が照りつけると思ったら、雨が降る、梅雨の変わりやすい天気の続く今日このごろです。寝苦しい夜も増えてきましたね。

夏になると、食べ物は「さっぱりしたもの」=酢を使ったもの、とか「辛いもの」とかそんなフレーズが目に付くようになります。

人は疲れると乳酸という疲労物質がたまり、それを代謝させるのに酸っぱいもの(クエン酸)が必要になるということで、体が欲するんですね。もともとの人間には酸味というのは排除する本能があるらしいですが、これを欲するということは、いわば体からの緊急事態を知らせるサイン!普段とは違う状態であるということを知らせてくれているのかもしれません。

「からだの声に耳を傾ける」とかよく聞きますが、とりあえず、酸っぱいものが食べたいときは疲れているときなんだと。もともとの嗜好もあるのですが。

それに、昔は今のように食品を保存する術がなかったので、夏の暑い時期、酸味をきかせて保存性を高めていたという話も聞いたことがあります。自然と、その時期に適した食べ物を食べていたということですね。やっぱり昔ながらの知恵というのはすごい!

お酢というのも、健康ブームに乗って流行した時期がありました。飲むお酢とか…。これからの季節、お酢やレモン、梅干しなどの酸味を上手に使って、夏バテからくる食欲不振、栄養バランスの乱れなどが起こらないように食べやすく、体を元気にしてくれる料理をたくさん食べたいですね。

気温も湿度も高い今、熱中症対策も忘れずに。

暑さに負けず、毎日元気に過ごせる食事のレシピや話題を続けていきたいと思います。

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