2019年11月29日金曜日

29の日。

今日は師走も目前となった11月29日です。11月は、「良い〇〇の日」というのが多い月間ですが、今日は「良い肉」の日…というわけで、お肉の話を少ししようと思います。

栄養士のブログでは、野菜の話を一番多く取り上げてきたと思います。大切な食材ではあるけれど、毎食とるのが難しいものでもあるので、どうにか工夫して日々の食生活にプラスしていただきたいという思いからです。

お魚やお肉の話をメインでしたことはあまりなかったと思います。夏バテ解消には豚肉のビタミンBがおすすめですというくらいでしょうか。

お肉は、みなさんの食卓にどのくらいの頻度で登場しますか?お魚と比べると頻度はどうでしょう。生活習慣病の予防という観点からですと、お肉よりお魚の登場回数を増やしてくださいと言いたいところではありますが…。私の周りでは、お魚よりお肉の登場回数が多いというご家庭が圧倒的に大多数を占めます。

イメージとして、安価でボリュームもあり、手軽に調理ができるといったところでしょうか。さて、では「良い肉」ってどんなお肉を言うのでしょう^^

結論から言うと、人それぞれ…ではあります(笑)。

肉の脂が好きな人もいれば、さっぱりとして脂肪の少ない部分が好きな人もいます。私がおすすめするとすれば、それはズバリ「赤身肉!」。

離乳食教室でも、牛の赤身肉を使ったハンバーグを何度もご紹介してきました。お肉には良質なたんぱく質が豊富ですが、中でも牛の赤身肉(モモやヒレなど)には鉄分も多く含まれています。乳幼児や女性には特にとってほしいお肉です。

豚肉は先ほども書いたように疲労回復に効果のあるビタミンB群を含み、鶏肉はさっぱりとしていろいろな料理に活用できます。

効率よく栄養をとるならば、牛肉も豚肉もモモやヒレなどがおすすめです。カルビやバラでは、脂肪分がかなり多くなってしまうので、カロリーを気にする方は工夫してお召し上がりくださいね。

お肉もお魚も、お野菜も、種類豊富に食材を摂取することが何より大切です!良い肉の日は、「良い肉」と、やっぱり、たっぷりのお野菜も…ぜひ^^

2019年11月8日金曜日

立冬です。

朝とても冷えるようになってきました。昼間との温度差が10度近い日も多く、体調管理に気を付けなければならない時期だなと感じます。だんだんと乾燥も肌で感じ、咳をしたり熱をだしたりする人も周りで多いようです。みなさまも十分にお気をつけください!

今日は立冬。冬の始まりを意味する日にふさわしい冷え込む朝でした。冬至にはかぼちゃを食べるけれど、立冬は特に決まった食べ物はありません。

しかし、冬が始まり、冬に旬を迎える食材は、冬の体が求める栄養がたくさん詰まっています。その中でも、最近スーパーで見かけるようになり、私がついつい買ってしまうもの…それは「カリフラワー」!

カリフラワーはキャベツの仲間で、ブロッコリーの突然変異から生まれたものと言われています。私はあの歯ごたえが好きで、ゆでてから、カレー粉+マヨネーズ+はちみつ少量を混ぜたものにつけて食べる…こればかりやっています。

カリフラワーにはビタミンCが多く含まれています。言わずと知れた栄養素ではありますが、調理による損失が大きいのが悩みどころ。生野菜やフルーツならば無駄なく摂取できますが、ゆでると流れ出てしまう部分が多いビタミンC。そんなビタミンCですが、カリフラワーは加熱しても損失が少ないんです!えらい!

ビタミンCは、美肌作りや疲労回復にも効果あり。肉や魚のたんぱく質と組み合わせて、免疫力アップ、風邪予防に。茎にもビタミンCが豊富なので、ぜひ、捨てずに食べましょう!

そんなわけで、立冬の今日は、カリフラワーはどうでしょう^^

11月から3月ころが旬になります。白いつぼみがぎっしりつまって盛り上がり、しっかりとした重みのあるものを選んでくださいね。半分になっているものなどは、茎の切り口が茶色く変色したり、はん点がでているようなものは鮮度が落ちているので注意です。