離乳食のお話をし始めたところですが、離乳食を始めて日々思うことは、これはいつ頃から食べられるんだろう…?という疑問ではないでしょうか。本などの巻末にまとめた表がついていたり、雑誌の付録になっていたり、または知りたい時にネットを通じてすぐに情報が得られますが、離乳食が終わってからも、意外とそんな疑問にぶつかるときがあります。
それが、餅。でした…私の場合は^^;
おもちは、日常的に食べるものではないので、食べなくてもさほど困ることはありません。同い年のお母さんとの話の中で、お友達がおもちを食べていることを知って、あ~、おもち、もう食べられるんだ!と思って試した記憶があります。
そして、おもちの前段階として、まず白玉を食べさせてみようと思って、白玉だんごを食べさせてみました。
白玉はおもちよりは食べやすいです。わが子が通っていた幼稚園でも、「白玉パーティー」なるものがあったので、3歳児ともなれば、大人の監視のもと白玉は食べられるようです。
とはいえ、白玉も、こねかたによってはけっこう伸びます。柔らかいと、おいしいのですが歯にくっつくしちょっと小さな子が食べるにはドキドキしちゃうかもしれません。
そこで、昔、お年寄り向けに作っていた「豆腐白玉」これが大活躍。
水の代わりに絹ごし豆腐をいれてこねこねして、普通の白玉だんごと同じようにゆでます。白玉粉と豆腐を同じくらいの重量入れて作ってみて、加減してくださいね。もちっとしたおいしさはそのままに、噛み切りやすく、小さなお子様からお年寄りまで安心して食べられます。
おまけに、たんぱく質もとれるので、くろみつやきなこをかけると、おやつとしてはかなり優秀な栄養バランスも考えられた一品になります。
他にも牛乳を入れてこねるミルク白玉もおいしいのですが、白玉粉のかたまりをつぶすのがちょっと手間です。お豆腐だと白玉粉は相性が良いのか、とても混ぜやすいです。お月見団子の季節ですので、なんとなく季節感のあるおやつ…ということで、ぜひ!!
2017年9月26日火曜日
2017年9月22日金曜日
食べることは生きること。
すっかり秋の気配に色づいた毎日になりました。テレビではカレーのCMから、シチューのCMに移行し、ショッピングに行けばハロウィン一色、新聞を見れば来年のおせち料理の話題…。
私も、夏場は億劫だったアイロンがけを、むしろ寒いからやろうと思うようになり、水仕事の後に早くも手がガサガサになることで、季節の移り変わりを感じております(ちょっとつまらない)。
さて前回の予告通り、今日から少しずつ乳幼児をメインにしたお話をしていきたいなと思います。
あかちゃんが生まれるまでのお話が前回までだったのですが、生まれる前と後では世界は180度変わります。とにもかくにも、あかちゃん次第。頭では分かっていたことかもしれないけれど、何もかもが思い通りにいかない日々が続きます。
そんな慌ただしい毎日の中でもがんばれちゃうのは、やっぱりあかちゃんの力。小さいけれど生命力のかたまりのようで、得も言われぬパワーを秘めています。
そして、生まれてから半年くらい、おっぱいやミルクで過ごして、あっという間に始まる離乳食。
おっぱいや哺乳瓶をくわえるあかちゃんもとってもかわいいのですが、初めてスプーンで食べ物を食べたときのかわいさったらありません。私が個人的に好きなのか、誰でも思うことなのか、ちょっと分からないのですが^^;
離乳食が始まったころからずーっと毎日思っているのが、子供の「食べる姿」ってとてもかわいくて、感動するんです。さきほども言った「生命力」を感じるからです。生きるためにわたし食べてます!そう考えて食べているわけではなく(当たり前)、本能で食べているから、見ていてなんだか感動するのです。
ちょっと話がずれてしまいましたが、離乳食をはじめるにあたり、いろいろと不安や疑問があるママも多いかと思います。
管理栄養士の視点から、まず基本のキで、衛生状態に関することをお伝えしたいと思います。
乳幼児は、細菌に対する抵抗力が非常に弱いです。
先日、お惣菜の食中毒で3歳の女の子が亡くなってしまったニュースは記憶に新しいと思います。同じものを食べても大人では軽症で済んで、乳幼児では重症化してしまうということがここからもご理解いただけると思います。
・体の諸機能が未発達
・免疫機能が不十分
・消化酵素が不十分
・腸内細菌が未発達
乳幼児に限らず「食中毒予防の3原則」というものがありますが、こと、離乳食をはじめるにあたりこの中でとても大事なのが「加熱」です。
本やインターネットが普及し、気になることは何でも調べられる時代です。そんなこと知ってるわと思われる方も多いかと思いますが、大切なことは端折らず、少しずつ発信していきたいです。
少し長くなってしまいました。最後まで読んでくださってありがとうございました。
季節の変わり目、体調管理には十分お気を付け下さい!
私も、夏場は億劫だったアイロンがけを、むしろ寒いからやろうと思うようになり、水仕事の後に早くも手がガサガサになることで、季節の移り変わりを感じております(ちょっとつまらない)。
さて前回の予告通り、今日から少しずつ乳幼児をメインにしたお話をしていきたいなと思います。
あかちゃんが生まれるまでのお話が前回までだったのですが、生まれる前と後では世界は180度変わります。とにもかくにも、あかちゃん次第。頭では分かっていたことかもしれないけれど、何もかもが思い通りにいかない日々が続きます。
そんな慌ただしい毎日の中でもがんばれちゃうのは、やっぱりあかちゃんの力。小さいけれど生命力のかたまりのようで、得も言われぬパワーを秘めています。
そして、生まれてから半年くらい、おっぱいやミルクで過ごして、あっという間に始まる離乳食。
おっぱいや哺乳瓶をくわえるあかちゃんもとってもかわいいのですが、初めてスプーンで食べ物を食べたときのかわいさったらありません。私が個人的に好きなのか、誰でも思うことなのか、ちょっと分からないのですが^^;
離乳食が始まったころからずーっと毎日思っているのが、子供の「食べる姿」ってとてもかわいくて、感動するんです。さきほども言った「生命力」を感じるからです。生きるためにわたし食べてます!そう考えて食べているわけではなく(当たり前)、本能で食べているから、見ていてなんだか感動するのです。
ちょっと話がずれてしまいましたが、離乳食をはじめるにあたり、いろいろと不安や疑問があるママも多いかと思います。
管理栄養士の視点から、まず基本のキで、衛生状態に関することをお伝えしたいと思います。
乳幼児は、細菌に対する抵抗力が非常に弱いです。
先日、お惣菜の食中毒で3歳の女の子が亡くなってしまったニュースは記憶に新しいと思います。同じものを食べても大人では軽症で済んで、乳幼児では重症化してしまうということがここからもご理解いただけると思います。
・体の諸機能が未発達
・免疫機能が不十分
・消化酵素が不十分
・腸内細菌が未発達
乳幼児に限らず「食中毒予防の3原則」というものがありますが、こと、離乳食をはじめるにあたりこの中でとても大事なのが「加熱」です。
本やインターネットが普及し、気になることは何でも調べられる時代です。そんなこと知ってるわと思われる方も多いかと思いますが、大切なことは端折らず、少しずつ発信していきたいです。
少し長くなってしまいました。最後まで読んでくださってありがとうございました。
季節の変わり目、体調管理には十分お気を付け下さい!
2017年9月15日金曜日
女性の健康その3。
今日は、6月に何回かテーマにした「ビタミンD」のお話を少し。
日焼け止めの使用などで、若い女性のビタミンD摂取が減っていることもお話しました。ほとんどの妊産婦さんもビタミンD不足だそうです。また、小児クル病といって、昔は多かったビタミンD欠乏や代謝異常で起こる子供の骨の石灰化障害が最近増えています。
重複してしまいますが、適度な日光浴が必要なことは、乳幼児も成人女性も変わりません。もちろん、男性も。これからの季節は多少日差しが和らいで、外出もしやすくなります。朝や夕方などそれほど日差しが強くない時間帯でも、またガラス越しに室内で日光にあたるでも構いません。
カルシウムについてですが、女性の最大骨密度というのは15~18歳と言われていて、骨形成される期間は極めて短時間であると言えます。また、カルシウムの増加量は8歳から12歳くらいが最大と言われています。大人になってから努力をすれば、多少骨密度を上げることも不可能ではありませんが、小さなうちから骨を丈夫にしておくに越したことはありません。
カルシウムの摂取、ビタミンDの摂取、日光浴、運動などを意識した健康なからだづくりをしていけたら素晴らしいと思います。
これらは、前回まででお話をした低出生児の成人病リスクを下げることにもつながります。スキンシップ、運動週間、日光浴、規則正しいライフスタイルの確実などで成人病のリスクは下げられます。
全ての女性が健康でありますように。
その願いを胸に、またお話を続けていきたいと思います。
次からは、乳幼児を中心にお話をすすめていこうかと思っています。
2017年9月12日火曜日
女性の健康その2。
前回の続きです。
低出生体重児というのは、2500g未満で生まれた赤ちゃんのことをいいます。
「母子保健の主たる統計」による低出生体重児頻度の推移をグラフでみますと
1951年・・・平均 7.3%
1975年・・・平均 5.1%(1951~2010年までの5年毎の統計で最も少ない)
2010年・・・平均約 9.5%(女児では10.5%以上)
となっています。100万人の赤ちゃんが生まれたら、約10万人は低出生体重児ということになります。最も低かった35年前の倍です。
アメリカやイギリスなどの先進国では低出生体重児に対する取り組みが国家事業で行われており、低出生体重児はどんどん減っています。日本ではまだこういったことに対する取り組みが行われておらず、その部分では後進国と言えるほどだと思います。
個人的には、こどもを産んでから女の人を働かせやすくする環境を整える前に、もっとやることがあるのではないかな~と思います。大切なのは、まず女性が健康であること、そのうえで、元気な赤ちゃんを産むということ。その土台の部分の取り組みをもっとしてほしいと思います。
低出生体重児では、何が問題かというと、発症リスクの高くなる疾患が増えるということです。生活習慣病のリスクが高まるという話はご存知の方も多いかもしれません。
具体的には、高血圧、糖尿病、メタボリック症候群、骨粗鬆症、脂質異常症などが世界的に明らかになってきた疾患の一部です。
小原美紀先生という研究者によりますと、子どもの教育成果の決定要因というのは3つあり
1、家庭内の教育投資(出生後投資)
2、出生時の家庭環境(所得・労働状況)
3、出生児の健康状況(出生前投資)
となっています。この中で最も大きな要因が、3の出生前投資だそうです。つまり、妊娠前・妊娠中の栄養状態がその後の子どもの成長に一番関わってくるということです。
そんなこともふまえ、やっぱり、特に若い女性には健康でいてほしい。老若男女みんな健康でいてほしいのですが、どんな人も女性のお腹の中で育って生まれてきます。今の若い女性の健康状態が良くなれば、結果的に全ての人が健康になれるのではないかと、果てなき夢に近いような理想を描いています。
ちょっと、カタイ話になってしまいました^^;
最後まで読んでくださってありがとうございました!
低出生体重児というのは、2500g未満で生まれた赤ちゃんのことをいいます。
「母子保健の主たる統計」による低出生体重児頻度の推移をグラフでみますと
1951年・・・平均 7.3%
1975年・・・平均 5.1%(1951~2010年までの5年毎の統計で最も少ない)
2010年・・・平均約 9.5%(女児では10.5%以上)
となっています。100万人の赤ちゃんが生まれたら、約10万人は低出生体重児ということになります。最も低かった35年前の倍です。
アメリカやイギリスなどの先進国では低出生体重児に対する取り組みが国家事業で行われており、低出生体重児はどんどん減っています。日本ではまだこういったことに対する取り組みが行われておらず、その部分では後進国と言えるほどだと思います。
個人的には、こどもを産んでから女の人を働かせやすくする環境を整える前に、もっとやることがあるのではないかな~と思います。大切なのは、まず女性が健康であること、そのうえで、元気な赤ちゃんを産むということ。その土台の部分の取り組みをもっとしてほしいと思います。
低出生体重児では、何が問題かというと、発症リスクの高くなる疾患が増えるということです。生活習慣病のリスクが高まるという話はご存知の方も多いかもしれません。
具体的には、高血圧、糖尿病、メタボリック症候群、骨粗鬆症、脂質異常症などが世界的に明らかになってきた疾患の一部です。
小原美紀先生という研究者によりますと、子どもの教育成果の決定要因というのは3つあり
1、家庭内の教育投資(出生後投資)
2、出生時の家庭環境(所得・労働状況)
3、出生児の健康状況(出生前投資)
となっています。この中で最も大きな要因が、3の出生前投資だそうです。つまり、妊娠前・妊娠中の栄養状態がその後の子どもの成長に一番関わってくるということです。
そんなこともふまえ、やっぱり、特に若い女性には健康でいてほしい。老若男女みんな健康でいてほしいのですが、どんな人も女性のお腹の中で育って生まれてきます。今の若い女性の健康状態が良くなれば、結果的に全ての人が健康になれるのではないかと、果てなき夢に近いような理想を描いています。
ちょっと、カタイ話になってしまいました^^;
最後まで読んでくださってありがとうございました!
2017年9月10日日曜日
女性の健康は生命の安泰。
9月も中旬にさしかかり、街中ではブーツの人もいれば、サンダルの人もいる…季節の変わり目ですね。気温も、今年はうだるような暑さがいつ来るかいつ来るかと思いながら、どこかへ行ってしまったような、そんな感じがします。
前回に引き続き、これからしばらく女性の健康について、女性が妊娠・出産をして子育てをしていく中での栄養のお話をしていきたいと思います。
女性が健康でいるということが、どれほど大切なことか、常々感じてはいたことですが、先日ある健康フォーラムに参加し、そこで様々な分野で活躍される先生方のお話を聞いて改めてそのことを発信してゆく必要性を感じました。
若い女性の「やせ(BMI18.5以下)」についてもここでお話をしたことがあります。
世界中でも、女性のやせに対する危惧はあり、近年はさまざまな取り組みをしています。有名なところでは、BMI18以下のモデルをファッションショーに起用してはならないという法案が可決されたフランス、雑誌「VOGUE]の宣言。こういったやせすぎモデルに対する規制はスペイン、ミラノ、イスラエルの法案にもあります。また、ミス・アメリカのBMI値は1986年には17くらいでしたが、1998年には20ほどになっています。
そんな中、日本で20代女性の摂取エネルギーは減っていて、必要量より400kcalほど少ないのが現状です。最近、下降が止まった傾向もありますが、それでも20代の女性の4~5人に1人は「やせ」といった現状は変わりません。
特に、急なやせ(ダイエット)は危険です。
なぜなら、脂肪組織は女性にとって大切な、卵巣機能を動かす内分泌臓器であるからです。卵巣機能の低下は低エストロゲン血症となり、更年期障害と同じ症状が出ます。月経不順から始まり、ひどくなると長期に渡り月経が来なくなる重度の無月経となり、回復が難しくなる場合もあります。
やせの増加に伴い、低出生体重児の頻度も高くなっています。このことを、次回もう少し詳しくお話していこうと思っています。
女性の体が健康であるということは、前回もお話しましたが、次世代につながる命も健康であるということ。そういうことを、一人でも多くの方に感じていただけたら、うれしいです。
前回に引き続き、これからしばらく女性の健康について、女性が妊娠・出産をして子育てをしていく中での栄養のお話をしていきたいと思います。
女性が健康でいるということが、どれほど大切なことか、常々感じてはいたことですが、先日ある健康フォーラムに参加し、そこで様々な分野で活躍される先生方のお話を聞いて改めてそのことを発信してゆく必要性を感じました。
若い女性の「やせ(BMI18.5以下)」についてもここでお話をしたことがあります。
世界中でも、女性のやせに対する危惧はあり、近年はさまざまな取り組みをしています。有名なところでは、BMI18以下のモデルをファッションショーに起用してはならないという法案が可決されたフランス、雑誌「VOGUE]の宣言。こういったやせすぎモデルに対する規制はスペイン、ミラノ、イスラエルの法案にもあります。また、ミス・アメリカのBMI値は1986年には17くらいでしたが、1998年には20ほどになっています。
そんな中、日本で20代女性の摂取エネルギーは減っていて、必要量より400kcalほど少ないのが現状です。最近、下降が止まった傾向もありますが、それでも20代の女性の4~5人に1人は「やせ」といった現状は変わりません。
特に、急なやせ(ダイエット)は危険です。
なぜなら、脂肪組織は女性にとって大切な、卵巣機能を動かす内分泌臓器であるからです。卵巣機能の低下は低エストロゲン血症となり、更年期障害と同じ症状が出ます。月経不順から始まり、ひどくなると長期に渡り月経が来なくなる重度の無月経となり、回復が難しくなる場合もあります。
やせの増加に伴い、低出生体重児の頻度も高くなっています。このことを、次回もう少し詳しくお話していこうと思っています。
女性の体が健康であるということは、前回もお話しましたが、次世代につながる命も健康であるということ。そういうことを、一人でも多くの方に感じていただけたら、うれしいです。
2017年9月3日日曜日
今と未来のために。
ギリギリ8月のかき氷の投稿依頼、本当に、かき氷を食べたくなるような陽気が懐かしくなってしまう日々が続いているように思います。最近の新聞では、アイス(氷菓)やビールの売上が減ってしまったとありました。電化製品では、エアコンなどの売れ行きが悪かった代わりに、除湿機は売れたとのことで…。夏が勝負の商品にとって、今年の8月はかなり痛手だったのではないかと感じました。自然現象は人間の手ではどうすることもできないので、受け入れるしかないのですが…。
前置きが長くなってしまいましたが、今日は、日本栄養士会から出ているパンフレットの記事をひとつご紹介です。
対象は中学生から成人女性となっています。
生まれた時から人は、病気のときなどを除いて食べることを休むことはありません。そうやって毎日食べているものが体をつくり、女性ならいつか新しい命を宿すこともあるかもしれません。
そうすると、今のからだは自分だけのものではなく、次の命、またその次の命と続いていくことになります。以前にも若い女性の「やせ」のお話をしたのですが、「しっかり」食べることを今一度大切に思っていただきたいなと思い、取り上げます。
そんなことを言っても…しっかり食べたら太るのではないか。と思っている方へ。
「しっかり」食べることと
「たっぷり」食べることは
違います。
年齢や活動に応じた必要な量をバランスよくとっていれば、太り過ぎることはありません。できるだけ規則正しい生活をすることで、体内時計も整って食べ過ぎ防止にもつながります。
主食の量は、体重×3(g)くらいを目安にしましょう。
50kgの人なら、150gくらい。一応、対象が中学生から成人女性となっており活動の範囲かかなり幅広くなっていますので、部活など運動をしている学生とお勤めがメインの社会人の女性ではエネルギーの摂取にかなり違いがあります。成人女性で、特に活動が少ないようなら少し減らしてもかまいませんが、主食もしっかり食べましょう。一度、いつも使っているお茶碗にごはんをよそって計ってみてくださいね。目で量を覚えることも役立ちます。
おかずの量を計るというのは面倒ですが、だいたいの目安として野菜も、主食と同じくらいの量をとることができたら優等生。ただし、毎食、主食・主菜・副菜と揃えるのは大変なので、朝はパンやご飯がメインになったら、昼や夜で朝食べられなかった野菜を補うといったように、1日の中で過不足を調整できると良いと思います。
子どもや若い人の栄養についても、少しづつお話できたらいいなと思っています。
朝晩は冷える日が多く、私のまわりにも体調を崩している人が多いです。まだ暑い日も多いとは思うのですが、気温の変化に柔軟に対応して、風邪などひかぬようお気を付け下さい。
※参考・日本栄養士会/健康増進のしおり
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